特許
J-GLOBAL ID:201003087418505502

光ファイバの製造方法、並びに光ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-065045
公開番号(公開出願番号):特開2010-215458
出願日: 2009年03月17日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】所望の特性の光ファイバを簡便に製造すること。【解決手段】ジャケット管11内に複数のガラス細線を束ねて配置してプリフォーム10を形成し、このプリフォームを加熱延伸してファイバ状に線引きするマルチキャピラリ法による光ファイバの製造方法であって、光ファイバのコア部2を有する中心ガラスロッド13を、この中心ガラスロッドの周囲を全周に亘って囲むようにN本(但し、Nは7以上の整数)のガラス細線を配置した状態で、ジャケット管内に配置するプリフォーム形成工程を備え、N本のガラス細線のうちの少なくとも2本は、中空のガラス細管12であり、中心ガラスロッドの直径を2R、ガラス細線の外径を2r、ジャケット管の内径を2(R+2r)とすると、r=(R+r)・sin(π/N)である光ファイバの製造方法を提供する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ジャケット管内に複数のガラス細線を束ねて配置してプリフォームを形成し、このプリフォームを加熱延伸してファイバ状に線引きするマルチキャピラリ法により、コア部の周囲を覆うクラッド部に、前記コア部の中心軸方向に沿って延びる複数の細孔が、前記中心軸を中心とする一重の同心円上に並んで形成された光ファイバを製造する光ファイバの製造方法であって、 前記コア部を有する中心ガラスロッドの周囲を全周に亘って囲むようにN本(但し、Nは7以上の整数)の前記ガラス細線を配置すると共に、これらの中心ガラスロッドおよびガラス細管を前記ジャケット管内に配置するプリフォーム形成工程を備え、 前記N本のガラス細線のうちの少なくとも2本は、中空のガラス細管であり、 前記ジャケット管は、その中心軸に直交する横断面視における内周形状が円形状に形成されると共に、前記ガラス細線および中心ガラスロッドは、それぞれの中心軸に直交する横断面視における外形状がそれぞれ円形状に形成され、 前記中心ガラスロッドの直径を2R、前記ガラス細線の外径を2r、前記ジャケット管の内径を2(R+2r)とすると、 r=(R+r)・sin(π/N) であることを特徴とする光ファイバの製造方法。
IPC (3件):
C03B 37/012 ,  G02B 6/00 ,  G02B 6/032
FI (3件):
C03B37/012 B ,  G02B6/00 376Z ,  G02B6/20 Z
Fターム (9件):
2H150AB02 ,  2H150AC51 ,  2H150AF02 ,  2H150AF29 ,  2H150AF47 ,  2H150AF53 ,  2H150AF58 ,  2H150AF59 ,  4G021BA11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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