特許
J-GLOBAL ID:201003087498828900

内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-089145
公開番号(公開出願番号):特開2010-262918
出願日: 2010年04月08日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】中心電極に対する貴金属チップの溶接強度を向上させるとともに、耐消耗性や着火性の低下を招くことなく貴金属チップの耐剥離性をより確実に向上させる。【解決手段】スパークプラグ1は、軸線CL1方向に延びる中心電極5と、中心電極5の先端部に設けられる貴金属チップ31と、中心電極5及び貴金属チップ31が相互に溶融してなる溶融部41とを備える。中心電極5及び貴金属チップ31の少なくとも一方に設けられた規制部によって、貴金属チップ31の中心電極5に対する径方向への相対移動が規制された上で、レーザービーム等を照射することにより溶融部41は、形成される。貴金属チップ31は、その基端部の少なくとも一部が溶融部41を介して中心電極5に接合され、貴金属チップ31の基端部中央部分と中心電極5との間に、閉鎖空間42が形成される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
軸線方向に延びる中心電極と、 前記中心電極の外周に設けられた筒状の絶縁体と、 前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、 貴金属合金からなり、前記中心電極の先端部に設けられた貴金属チップと、 前記中心電極、及び、前記貴金属チップが相互に溶融してなる溶融部と、 一端が前記主体金具の先端部に固定され、他端が前記貴金属チップの先端部との間に間隙を形成する接地電極とを備える内燃機関用スパークプラグであって、 前記中心電極及び前記貴金属チップの少なくとも一方に設けられた規制部によって、前記貴金属チップの前記中心電極に対する径方向への相対移動を規制した上で、レーザービーム又は電子ビームを照射することにより、前記溶融部が形成され、 前記貴金属チップは、その基端部の少なくとも一部が前記溶融部を介して前記中心電極に接合されるとともに、 前記貴金属チップの基端部中央部分と前記中心電極との間には、閉鎖空間が形成されていることを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
IPC (2件):
H01T 13/20 ,  H01T 21/02
FI (3件):
H01T13/20 B ,  H01T13/20 E ,  H01T21/02
Fターム (6件):
5G059AA01 ,  5G059AA04 ,  5G059CC02 ,  5G059DD10 ,  5G059DD11 ,  5G059DD19
引用特許:
審査官引用 (1件)

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