特許
J-GLOBAL ID:201003088449385900

容積形エネルギー回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡邉 勇 ,  小杉 良二 ,  廣澤 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-103813
公開番号(公開出願番号):特開2010-253344
出願日: 2009年04月22日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】エネルギー回収チャンバーにおいて加圧された加圧水をそのまま高圧ポンプから排出された高圧水に合流させることができる容積形エネルギー回収装置を提供する。【解決手段】濃縮水の圧力を利用して原水を加圧するエネルギー回収チャンバー11A,11Bと、濃縮水のエネルギー回収チャンバー11A,11Bへの導入および排出を切り換える複数の開閉弁10A1,10A2,10B1,10B2と、油圧シリンダ17A,17Bと油圧供給ユニット15A,15Bと油圧方向切換弁16A,16Bとを有した補助動力装置7A,7Bと、エネルギー回収チャンバー11A,11Bのピストン12と油圧シリンダ17A,17Bのピストン22とを連結する連結手段18A,18Bとを備え、逆浸透膜カートリッジ8から排出された濃縮水の圧力と補助動力装置7A,7Bの油圧を利用してエネルギー回収チャンバー11A,11Bに導入された原水を加圧する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
供給された原水を加圧する高圧ポンプと、 前記高圧ポンプから吐出された高圧水を逆浸透膜で膜処理して処理水を生成する逆浸透膜カートリッジと、 前記逆浸透膜で処理されることなく前記逆浸透膜カートリッジから排出された濃縮水の圧力を利用して、供給された原水を加圧することにより濃縮水の有するエネルギーを原水側に回収する容積形エネルギー回収装置とを備えたエネルギー回収システムにおける前記容積形エネルギー回収装置であって、 前記濃縮水と前記原水を導入して前記濃縮水の圧力を前記原水に伝達することにより前記原水を加圧する、内部にピストンを有するエネルギー回収チャンバーと、 前記濃縮水の前記エネルギー回収チャンバーへの導入および前記濃縮水の前記エネルギー回収チャンバーからの排出を切り換える複数の開閉弁と、 内部にピストンを有し作動油が導入される油圧シリンダと、前記油圧シリンダに前記作動油を供給するための油圧供給ユニットと、前記作動油の前記油圧シリンダへの導入および前記作動油の前記油圧シリンダからの排出を切り換える油圧方向切換弁とを有した補助動力装置と、 前記エネルギー回収チャンバーのピストンと前記油圧シリンダのピストンとを連結する連結手段とを備え、 前記逆浸透膜カートリッジから排出された濃縮水の圧力を利用して前記エネルギー回収チャンバーに導入された原水を加圧するとともに、前記補助動力装置の油圧を利用して前記エネルギー回収チャンバーに導入された原水を昇圧して前記高圧ポンプから吐出された高圧水に合流させることを可能にしたことを特徴とする容積形エネルギー回収装置。
IPC (1件):
B01D 61/06
FI (1件):
B01D61/06
Fターム (9件):
4D006GA03 ,  4D006HA91 ,  4D006JA51Z ,  4D006JA55A ,  4D006JA63A ,  4D006JA63C ,  4D006KA14 ,  4D006PA01 ,  4D006PB03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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