特許
J-GLOBAL ID:201003089595561474
ベルト型濃縮機の運転制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-238093
公開番号(公開出願番号):特開2010-069390
出願日: 2008年09月17日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】 原液性状により原液給液部から初期濃縮部にかけて発生する液溜りを解消するベルト型濃縮機の運転制御方法を提供する。【解決手段】 無端ベルト5の給液部Aに液面計11を垂設し、無端ベルト5のろ過面5aに液溜りを検出した時に、制御装置12から指令信号を発信して、ベルト速度を所定%増速させ、給泥液面の低下を検出した時には、初期設定のベルト速度に戻すと共に、ベルト速度を上げても液溜りが解消できない場合には、凝集剤の添加率を段階的に所定%ずつ増加させ、液溜り低下の改善が見られれば、ベルト速度と、凝集剤添加率を初期設定に戻して運転するもので、無端ベルト5に液溜まりを生じることがなく、原液性状の変動に対してもベルト型濃縮機のろ液分離性能を良好に継続し、安定した運転が行える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
緊張ロール(2)と駆動ロール(4)に無端ベルト(5)を掛け回し、無端ベルト(5)の反転部に洗浄装置(13)を配設して、無端ベルト(5)のろ過面(5a)に汚泥を供給し、搬送しながら濃縮脱水するベルト濃縮機において、無端ベルト(5)の給液部(A)に垂設した液面計(11)で、給液部(A)から初期濃縮部(B)にかけての液溜りを検出し、液溜り状況を受信する制御装置(12)に予め駆動ロール(4)の電動機(3)の回転数と、凝集剤の添加率を段階的に増加させる凝集剤供給ポンプ(7)の回転数を設定し、無端ベルト(5)の給泥液面に液溜りを検出した時に、制御装置(12)の指令信号により、ベルト速度を増速させて無端ベルト(5)の単位面積あたりの処理量を軽減し、無端ベルト(5)の給泥液面の低下を検出した時には、初期設定のベルト速度に戻すと共に、ベルト速度を上げても液溜りが解消できない場合には、凝集剤供給ポンプ(7)の回転数を変更して凝集剤の添加率を段階的に増加させ、液溜り低下の改善が見られれば、ベルト速度と、凝集剤添加率を初期設定に戻して運転し、凝集剤の添加率を段階的に増加させても液溜りの状況が改善できない場合には、汚泥供給量を減少し、或は運転を停止することを特徴とするベルト型濃縮機の運転制御方法。
IPC (5件):
C02F 11/12
, C02F 11/14
, B01D 33/04
, B01D 33/58
, B01D 33/80
FI (4件):
C02F11/12 C
, C02F11/14 A
, B01D33/04 A
, B01D33/34
Fターム (16件):
4D026BA03
, 4D026BB01
, 4D026BC12
, 4D026BF00
, 4D026BF09
, 4D026BH00
, 4D026BH01
, 4D059AA01
, 4D059AA03
, 4D059BE09
, 4D059BE13
, 4D059BE54
, 4D059CB17
, 4D059EA03
, 4D059EB02
, 4D059EB11
引用特許:
出願人引用 (3件)
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ベルト型濃縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-317602
出願人:株式会社クボタ
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特許第3057983号公報(請求項1、図1及び図4)
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固液分離装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-086269
出願人:東レ株式会社
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