ペルオキシド生成酵素及びペルオキシダーゼを使用した膣疾患の治療のための方法及び組成物

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (10件)：特許業務法人浅村特許事務所 , 浅村皓 , 浅村肇 , 長瀬裕子 , 長沼暉夫 , 池田幸弘 , 梶原斎子 , 新村守男 , 金森久司 , 井上洋一
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-532497
公開番号（公開出願番号）：特表2010-505959
出願日： 2007年09月28日
公開日（公表日）： 2010年02月25日
要約：

ペルオキシダーゼにより触媒される酵素反応による殺生物性アニオンの生成に基づく、経膣投与のための治療用組成物。ペルオキシダーゼ酵素により利用されるペルオキシドは内因性のものでもよいし、又は適切な基質上のオキシダーゼ酵素の作用により生成されてもよい。本発明による治療用組成物は、細菌及び真菌の感染を含めた、膣の疾患及び状態の治療に有用である。

請求項（抜粋）：

経膣投与のための治療用組成物であって、 (a)以下の(i)、(ii)及び(iii)を含む第1の成分と、 (i)以下の(A)及び(B)のうちの一方 (A)特異的である基質の酸化を触媒することによって過酸化水素を生成するオキシドレダクターゼ酵素であって、ペルオキシダーゼと反応するのに十分な量の過酸化水素を生成するのに十分な量で第1の成分に含まれているオキシドレダクターゼ酵素 (B)ペルオキシダーゼと反応するのに十分な量の過酸化水素を生成するのに十分な量のオキシドレダクターゼ酵素によって触媒される反応において酸化可能な基質 (ii)過酸化水素と、酸素受容体として働き、過酸化水素と反応することによって殺生物剤を形成することができる塩との間の反応を触媒するペルオキシダーゼ酵素であって、殺生物剤を治療有効濃度で生成するのに十分な量で存在するペルオキシダーゼ酵素 (iii)酵素と、存在する場合、酸化可能な基質とがその中で安定している水性又は非水性の媒体 (b)以下の(i)、(ii)及び(iii)を含む第2の成分と (i)(a)に存在しない、オキシドレダクターゼ酵素及びオキシドレダクターゼ酵素によって触媒される反応において酸化可能な基質のうちの一方 (ii)治療有効濃度の殺生物剤を形成するのに十分な量の、酸素受容体として働き、過酸化水素と反応することによって殺生物剤を形成することができる塩 (iii)オキシドレダクターゼ酵素及び酸化可能な基質のうちの他方、並びに酸素受容体として働く塩がその中で安定している水性又は非水性の媒体を含み、但し、組成物が経膣投与に適するように第1の成分及び第2の成分の媒体のうちの一方が水性である、組成物。

IPC (21件)：

A61K 38/44 , A61K 33/26 , A61K 33/04 , A61K 33/18 , A61K 31/375 , A61K 31/700 , A61K 47/10 , A61K 47/02 , A61K 47/12 , A61K 47/14 , A61K 47/34 , A61K 47/36 , A61K 9/06 , A61K 9/02 , A61K 9/107 , A61K 9/08 , A61K 38/46 , A61K 31/56 , A61P 15/02 , A61P 31/04 , A61P 31/10

FI (21件)：

A61K37/50 , A61K33/26 , A61K33/04 , A61K33/18 , A61K31/375 , A61K31/7008 , A61K47/10 , A61K47/02 , A61K47/12 , A61K47/14 , A61K47/34 , A61K47/36 , A61K9/06 , A61K9/02 , A61K9/107 , A61K9/08 , A61K37/54 , A61K31/56 , A61P15/02 , A61P31/04 , A61P31/10

Fターム (66件)：

4C076AA01 , 4C076AA07 , 4C076AA08 , 4C076AA09 , 4C076AA12 , 4C076AA17 , 4C076BB30 , 4C076CC17 , 4C076CC32 , 4C076DD21A , 4C076DD38A , 4C076DD41Z , 4C076DD45A , 4C076DD46A , 4C076EE09A , 4C076EE23A , 4C076EE30A , 4C076EE31A , 4C076FF02 , 4C076FF04 , 4C076FF06 , 4C076FF09 , 4C076FF12 , 4C076FF15 , 4C076FF17 , 4C076FF61 , 4C076GG01 , 4C076GG41 , 4C084AA02 , 4C084AA03 , 4C084BA44 , 4C084CA62 , 4C084DC22 , 4C084DC23 , 4C084MA02 , 4C084MA05 , 4C084MA17 , 4C084MA22 , 4C084MA28 , 4C084MA31 , 4C084MA56 , 4C084NA14 , 4C084ZA812 , 4C084ZB322 , 4C084ZB352 , 4C086AA01 , 4C086BA18 , 4C086DA08 , 4C086EA02 , 4C086HA11 , 4C086HA17 , 4C086HA24 , 4C086MA03 , 4C086MA04 , 4C086MA06 , 4C086MA07 , 4C086MA17 , 4C086MA21 , 4C086MA28 , 4C086MA56 , 4C086NA14 , 4C086ZA81 , 4C086ZB32 , 4C086ZB35 , 4C086ZC19 , 4C086ZC20

引用特許：

審査官引用 (9件)

特開平2-048534
特表平6-501453
特表平5-504567

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引用文献：

審査官引用 (2件)

The Journal of applied bacteriology, 1992, Vol.72, No.2, p.146-53
Research Disclosure, 1992, 333, 92 (No. 333103)

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