特許
J-GLOBAL ID:201003089827343070
アルカリ性ホスファターゼアイソザイムの検体検査方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-134468
公開番号(公開出願番号):特開2010-263874
出願日: 2009年05月14日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
【課題】ポリアクリルアミドゲルディスク電気泳動法によりアルカリ性ホスファターゼアイソザイムを測定する測定法に出現する各アイソザイムのバンドの判定を行う。【解決手段】56°C、10分間の加熱処理前後の濃度図について、肝臓型ALPと塗布点(原点、高分子ALP2)の各ピーク位置またはピークと判定した位置が一致するよう重ね合わせて表示または表記し、肝臓型ALPの染色帯のピーク位置またはピークと判定した位置と塗布点(高分子ALP2)のピーク位置をそれぞれ1と0としその中間位に出現するALPアイソザイムの染色帯を相対移動度RM値で表すとき、RM=0.90±0.02を骨型ALP、RM=0.80±0.02を小腸型ALP、RM=0.66±0.08を小腸型バリアントALP、RM=0.47±0.1をビリアリー型ALPとそれぞれの染色帯をRM値で特定し判定するアルカリ性ホスファターゼアイソザイムの検体検査方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
分離ゲルと濃縮ゲルの2層を有するポリアクリルアミドゲルディスク電気泳動法でヒトのアルカリ性ホスファターゼ(ALP)のアイソザイムを分析するとき、同一検体を容器に2分割しその一方を56°C、10分間加熱し、加熱前後の検体をそれぞれ電気泳動しALP染色した電気泳動像を比色計またはCCDカメラで撮影しそれぞれ波形化した濃度図を分析する方法において、肝臓型ALPの染色帯のピーク位置またはピークと判定した位置を1としかつ検体塗布点位置である濃縮ゲルの陰極側すなわち高分子ALP2の位置を0とし、それらの中間位置に出現する各ALPアイソザイムの染色帯をそれぞれ相対移動度RMで表し、RM=1を肝臓型ALP、RM=0.90±0.02を骨型ALP、RM=0.80±0.02を小腸型ALP、RM=0.66±0.08を小腸型バリアントALP、RM=0.47±0.1をビリアリー型ALPとそれぞれのALPアイソザイムの染色帯位置をRM値で表しアイソザイムを特定し判定することを特徴とするアルカリ性ホスファターゼアイソザイムの検体検査方法。
IPC (2件):
FI (3件):
C12Q1/42
, G01N27/26 301A
, G01N27/26 325A
Fターム (6件):
4B063QA17
, 4B063QQ33
, 4B063QR66
, 4B063QS16
, 4B063QS36
, 4B063QX01
前のページに戻る