特許
J-GLOBAL ID:201003090137539107

車両用シートの切換機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-164104
公開番号(公開出願番号):特開2010-006097
出願日: 2008年06月24日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】逆回転方向の操作入力を逃がす構造をもつ切換機構の小型化を図る。【解決手段】切換機構10は入力アーム13と出力アーム12とを有する。入力アーム13は第1の連結軸13Aにより出力アーム12に回転可能に連結されて、常時は巻きバネ12Dによって出力アーム12に対して正回転方向に回転附勢されて、出力アーム12をベース体11に連結する第2の連結軸12Aに当接した状態に保持されている。入力アーム13に正回転方向の操作入力がかけられると、入力アーム13と第2の連結軸12Aとの当接点を支点に、第1の連結軸13Aが第2の連結軸12Aを中心に押し回されて、出力アーム12が第2の連結軸12Aを中心に回転操作される。しかし、入力アーム13は、逆回転方向の操作入力がかけられる時には、巻きバネ12Dの附勢に抗して第1の連結軸13Aを中心に出力アーム12に対して逆回転方向に空振り回転する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
正回転方向の操作入力を受けた時には同入力を回転出力として伝達するが逆回転方向の操作入力を受けた時には同入力を空振り回転によって逃がす車両用シートの切換機構であって、 前記正回転方向の操作入力を受けて回転する入力アームと、 該入力アームとの係合により該入力アームに追従して回転する出力アームとを有し、 前記入力アームは第1の連結軸によって前記出力アームに回転可能に軸支連結されており、常時は前記出力アームとの間に掛着されたバネ部材の附勢力によって正回転方向に回転附勢された状態として前記出力アームをベース体に回転可能に軸支連結する第2の連結軸に当接した状態に保持されており、 前記入力アームはその前記第1の連結軸による回転中心点と操作入力を受ける入力点との間の部位が前記第2の連結軸に当接するようになっており、該入力アームに正回転方向の操作入力がかけられることにより該入力アームと前記第2の連結軸との当接点を支点に前記第1の連結軸が前記第2の連結軸を中心に押し回されて前記出力アームが同第2の連結軸を中心に回転操作されるが、前記入力アームに逆回転方向の操作入力がかけられる時には該入力アームが前記バネ部材の附勢力に抗して前記第1の連結軸を中心に前記出力アームに対して逆回転方向に空振り回転することを特徴とする車両用シートの切換機構。
IPC (2件):
B60N 2/22 ,  A47C 1/024
FI (2件):
B60N2/22 ,  A47C1/024
Fターム (5件):
3B087BC09 ,  3B087BD01 ,  3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04
引用特許:
出願人引用 (1件)

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