特許
J-GLOBAL ID:201003090303229499

マグネシウム合金と鋼の異種金属接合方法及び接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-266396
公開番号(公開出願番号):特開2010-094700
出願日: 2008年10月15日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】Fe-Mg二元状態図が二相分離型を示し、直接的な接合が冶金的なには困難なマグネシウム合金と鋼との組合せであっても、強固な接合が可能な抵抗スポット溶接によるマグネシウム合金と鋼の異種金属接合方法を提供すること。【解決手段】抵抗スポット溶接によってマグネシウム合金材と鋼材を接合するに際して、Mgと共晶溶融を生じる亜鉛を含むめっき層1cを第3の材料として備えた亜鉛めっき鋼板1とAl含有するマグネシウム合金材1を使用すると共に、マグネシウム合金材1の板厚tに応じた曲率半径Rの先端曲面を有する電極を用いて通電加熱及び加圧を行うことによって、MgとZnの共晶溶融を生じさせて酸化皮膜2fや不純物などを排出物Wとして接合界面から排出すると共に、Alとの金属間化合物を接合面に生成させ、Al-Mg系やFe-Al系金属間化合物を含む化合物層3を介して両材料1,2を接合する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
マグネシウム合金材と鋼材との間に、Mg及びFeの少なくとも一方と共晶溶融を生じる金属を含有する第3の材料を介在させ、接合界面に共晶溶融を生じさせて上記マグネシウム合金材と鋼材を抵抗スポット溶接するに際して、 上記マグネシウム合金材及び第3の材料の少なくとも一方にAlを含有させると共に、マグネシウム合金材の板厚をtとし、マグネシウム合金材に当接する電極の当接面における曲率半径をRとするとき、以下の関係式を満たす電極を用い、上記共晶溶融による反応生成物を接合界面から排出すると共に、接合界面にAlとの金属間化合物を形成させ、Al-Mg系及び/又はFe-Al系金属間化合物を含む化合物層を介して接合することを特徴とするマグネシウム合金と鋼との異種金属接合方法。 t<2.3mmの場合、6.25t+37.5≦R≦31.25t+100 t≧2.3mmの場合、100≦R≦150
IPC (4件):
B23K 20/00 ,  B23K 20/24 ,  B23K 11/11 ,  B23K 11/30
FI (4件):
B23K20/00 310F ,  B23K20/24 ,  B23K11/11 ,  B23K11/30
Fターム (14件):
4E065EA04 ,  4E065EA06 ,  4E067AA02 ,  4E067AA06 ,  4E067AA26 ,  4E067AB01 ,  4E067AD09 ,  4E067BA03 ,  4E067BB02 ,  4E067CA01 ,  4E067CA04 ,  4E067DC02 ,  4E067DC05 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車体部材の接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-078938   出願人:富士重工業株式会社
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る