特許
J-GLOBAL ID:201003090537590250
光干渉断層撮影による視神経障害の診断のための網膜マップ(maps)のパターン解析
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
鈴江 武彦
, 蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 砂川 克
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-512401
公開番号(公開出願番号):特表2010-529896
出願日: 2008年06月13日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
本発明において、網膜断層撮影マップを解析し、緑内障、視神経障害、前部乏血性視神経障害のような視神経疾病のパターンを検出するための方法が開示される。マッピングの領域は、中心窩を中心とする黄斑と、視神経円板を中心とする領域とを含む。解析された網膜層は、視神経線維、神経節細胞、内網状層、及び内核層、及びそれらの組み合わせを含む。全体的な網膜厚も解析可能である。パターン解析は、緑内障と視神経障害との診断と進歩的な解析とのための単一のパラメータを生成するためにマップに適用される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
(1)光干渉断層撮影(OCT)を利用して、中心窩(黄斑マップ)を中心とする又は視神経円板(乳頭周囲マップ)を中心とする初期マップを発生し、前記初期マップは、前記黄斑マップについては少なくとも約6mm×6mm又は前記乳頭周囲マップについては少なくとも約4mm×4mmの領域を包含するスキャンパターンからなり、
(2)前記初期マップに基づいて網膜特性(retinal property)のマップを構築し、前記網膜特性は、網膜厚、網膜反射率、又は網膜位置から選択された1つであり、
(3)前記網膜特性のマップから派生アップ(derivative map)を計算し、
(4)前記網膜特性のマップ又は前記派生マップにパターン解析法を適用し、異常領域を検出し、
(5)前記網膜特性のマップ、派生マップ、検出された異常領域、又はそれらの組み合わせに基づいて1以上の診断パラメータを決定し、前記診断パラメータ、網膜特性のマップ、及び派生マップは、それぞれ単独又は組み合わせて利用され、異なるタイプの視神経障害を診断し区別する、
ことを具備する被検体の視神経障害を検出する方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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“Reproducibility of Nerve Fiber Layer Thickness Measurements Using Optical Coherence Tomography”
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