特許
J-GLOBAL ID:201003092100150881

非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小林 久夫 ,  安島 清 ,  佐々木 宗治 ,  大村 昇 ,  高梨 範夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-283005
公開番号(公開出願番号):特開2010-114494
出願日: 2008年11月04日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】一次側コイルと二次側コイルの対向距離が0〜10mmの範囲で高い効率で伝送可能かつ小型化を図る非接触伝送装置並びに誘導加熱調理器を提供する。【解決手段】非接触伝送装置1は、送信部2aと受信部2bとから構成され、両者間で電磁誘導による非接触の電力伝送とデータ通信が行われる。送信部と受信部のそれぞれにおいて、コイル構造体は、内側コイルと、外側コイルと、これらの距離を離すためにこれらの間に設けられたフェライトと、を一体化して構成される。また、切換部6a、6bは電磁誘導による起電力の大きさに基づいてコイル構造体7aと7bとの間の対向距離が所定値を超えたことを検出すると、内側コイルの接続先と外側コイルの接続先をそれぞれ電源部5aと通信部4a、あるいは通信部と電源部に同時に切換える。これにより、電力伝送とデータ通信の干渉が抑制され、コイル構造体の小型化も図れる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送信部と、この送信部と非接触で配置された受信部と、を備え、 前記送信部は、 電源とデータを供給する第1の機能部と、 第1の内側コイルと、第1の外側コイルと、前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第1の磁性体と、を一体構造で有する第1のコイル構造体と、 前記第1の機能部から出力された電力を受けてこの電力を前記第1のコイル構造体に出力する電源部と、 前記第1の機能部から出力されたデータを変調してデータ信号を前記第1のコイル構造体に出力する第1の通信部と、 前記送信部と前記受信部との距離に応じて前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルのいずれか一方を前記電源部へ接続し、他方を前記第1の通信部へ接続するか、あるいは前記第1の内側コイルと前記第1の外側コイルの接続先を逆に切り換える第1の切換部と、を備え、 前記受信部は、 前記第1の機能部からのデータに基づいて動作する第2の機能部と、 第2の内側コイルと、第2の外側コイルと、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルの間に介在して双方の磁界を分離する第2の磁性体と、を一体構造で有し、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルのいずれか一方が前記送信部から電磁誘導によって電力信号を受信して第1の電流を発生し、他方が前記送信部から電磁誘導によってデータ信号を受信して第2の電流を発生する第2のコイル構造体と、 前記第1の切換部の接続切換え動作に同期して、前記第1の電流を前記受電部へ送り、前記第2の電流を前記第2の通信部へ送るように、前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルのいずれか一方を前記受電部へ接続し、他方を前記第2の通信部へ接続させるか、あるいは前記第2の内側コイルと前記第2の外側コイルの接続先を逆に切換える第2の切換部と、 前記第1の電流から電力を取り出し、前記第2の機能部へ供給する受電部と、 前記第2の電流からデータ信号を取り出し、復調してデータを再生し、前記第2の機能部へ供給する第2のデータ通信部と、を備えたことを特徴とする非接触伝送装置。
IPC (2件):
H04B 5/02 ,  H05B 6/12
FI (2件):
H04B5/02 ,  H05B6/12 313
Fターム (7件):
3K051AD10 ,  3K051CD42 ,  5K012AA05 ,  5K012AB03 ,  5K012AC06 ,  5K012AD02 ,  5K012BA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
  • 電子機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-056221   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開平1-258191

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