特許
J-GLOBAL ID:201003093231055236

部分構造の最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼橋 幸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-282621
公開番号(公開出願番号):特開2010-108456
出願日: 2008年10月31日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】 構造体のサブシステムに対する詳細設計が可能であって、部分構造を組み込んだ構造体の実稼動状態における騒音を効果的に低減させることができる、部分構造の最適化方法を提供する。【解決手段】 構造体の振動騒音の低減に対し、変更の対象となる部分構造を特定する第一のステップと、部分構造の有限要素法によるモデルを作成する第二のステップと、作成した有限要素法によるモデルのサブシステム間の結合損失率等を算出する第三のステップと、算出した結合損失率等と目標値との差が許容範囲内か判定する第四のステップと、目標値との差が許容範囲内にない場合には、最適化アルゴリズムに従って、部分構造に存在する要素の物性値を更新する第五のステップとを含み、算出した結合損失率等と目標値との差が予め設定した許容範囲内になるまで、第二のステップから第五のステップまでを繰り返して行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
構造体をサブシステムの集合体とみなして、振動音響解析を行う統計的エネルギー解析法を利用した、該構造体に存在する結合部と該結合部に結合するサブシステムとからなる部分構造を最適化する部分構造の最適化方法であって、 前記部分構造の最適化方法は、前記構造体の振動騒音の低減に対し、変更の対象となる部分構造を特定する第一のステップと、部分構造についての有限要素法によるモデルを作成する第二のステップと、第二のステップで作成した有限要素法によるモデルについてのサブシステムの内部損失率及び/又は隣接するサブシステム間の結合損失率を算出する第三のステップと、第三のステップで算出した内部損失率及び/又は結合損失率と内部損失率及び/又は結合損失率の目標値との差が予め設定した許容範囲内にあるか否かを判定する第四のステップと、第四のステップにおいて、第三のステップで算出した内部損失率及び/又は結合損失率と内部損失率及び/又は結合損失率の目標値との差が予め設定した許容範囲内にないと判定した場合には、該第三のステップで算出した内部損失率及び/又は結合損失率に基づき、最適化アルゴリズムに従って、前記部分構造に存在するサブシステムの物性値を更新する第五のステップとを含むことを特徴とする部分構造の最適化方法。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (1件):
G06F17/50 612H
Fターム (2件):
5B046AA03 ,  5B046JA08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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