特許
J-GLOBAL ID:201003094910456890
損傷DNAの定量方法及び被験物質の評価方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-004976
公開番号(公開出願番号):特開2010-164337
出願日: 2009年01月13日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】細胞のDNAに含まれる損傷DNAを、簡便な操作で、迅速かつ高い処理効率で定量することができる損傷DNAの定量方法並びにそれに基づく被験物質の評価方法を提供する。【解決手段】細胞群を固定して固定細胞群を得るステップ、該固定細胞群の細胞にDNA変性処理を施し、処理細胞群を得るステップ、該処理細胞群と、抗損傷DNA抗体と、該抗体に特異的に結合し、かつ蛍光を発する抗体検出試薬と、該処理細胞群の細胞に結合し、かつ蛍光を発する細胞染色試薬とを混合して、該細胞中の損傷DNAと該抗体とを抗原抗体反応させるとともに該細胞と該細胞染色試薬とを結合させるステップ、得られた混合物中の抗体に結合した抗体検出試薬から放出される蛍光の強度及び細胞に結合した細胞染色試薬から放出される蛍光の強度を測定するステップ、及び該細胞染色試薬の蛍光の強度によって、該抗体検出試薬の蛍光の強度を正規化し、正規化された蛍光強度から損傷DNAの量を算出するステップを含む損傷DNAの定量方法並びに被験物質の評価方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)細胞群を固定して固定細胞群を得るステップ、
(B)前記ステップ(A)で得られた固定細胞群の細胞にDNA変性処理を施し、処理細胞群を得るステップ、
(C)前記ステップ(B)で得られた処理細胞群と、抗損傷DNA抗体と、該抗損傷DNA抗体に特異的に結合し、かつ蛍光を発する抗体検出試薬と、前記処理細胞群の細胞に結合し、かつ蛍光を発する細胞染色試薬とを混合し、該細胞中の損傷DNAと該抗損傷DNA抗体とを抗原抗体反応させるとともに該細胞と該細胞染色試薬とを結合させるステップ、
(D)前記ステップ(C)で得られた混合物中の抗損傷DNA抗体に結合した抗体検出試薬から放出される蛍光の強度及び細胞に結合した細胞染色試薬から放出される蛍光の強度を測定するステップ、及び
(E)前記ステップ(D)で測定された細胞染色試薬から放出される蛍光の強度によって、前記ステップ(D)で測定された抗体検出試薬から放出される蛍光の強度を正規化し、正規化された蛍光強度から損傷DNAの量を算出するステップ
を含む損傷DNAの定量方法。
IPC (4件):
G01N 33/53
, G01N 33/48
, G01N 33/536
, G01N 21/64
FI (4件):
G01N33/53 M
, G01N33/48 P
, G01N33/536 D
, G01N21/64 F
Fターム (15件):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043CA05
, 2G043DA01
, 2G043EA01
, 2G043KA01
, 2G043NA01
, 2G043NA16
, 2G045BB22
, 2G045BB24
, 2G045BB35
, 2G045CB01
, 2G045DA13
, 2G045FB03
, 2G045FB12
引用特許:
引用文献:
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