特許
J-GLOBAL ID:201003095027418241

高強度鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  鈴木 葉子 ,  高梨 玲子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-179953
公開番号(公開出願番号):特開2010-090475
出願日: 2009年07月31日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】延性および伸びフランジ性に優れ、しかも引張強さが980MPa以上の高強度鋼板を提供する。【解決手段】C:0.17〜0.73%、Si:3.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:3.0%以下、N:0.010%以下およびSi+Al:0.7%以上とし、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率を10〜90%、残留オーステナイト量を5〜50%、上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を5%以上とし、前記マルテンサイトのうち25%以上を焼戻しマルテンサイトとして、前記マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率、前記残留オーステナイト量および前記上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率の合計を65%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を10%以下(0%を含む)とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で C:0.17%以上0.73%以下、 Si:3.0%以下、 Mn:0.5%以上3.0%以下、 P:0.1%以下、 S:0.07%以下、 Al:3.0%以下および N:0.010%以下 を含有し、かつSi+Alが0.7%以上を満足し、残部はFeおよび不可避不純物の組成からなり、 鋼板組織として、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以上90%以下、残留オーステナイト量が5%以上50%以下、上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が5%以上であり、前記マルテンサイトのうち25%以上が焼戻しマルテンサイトであり、前記マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率、前記残留オーステナイト量および前記上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率の合計が65%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以下(0%を含む)を満足し、かつ前記残留オーステナイト中の平均C量が0.70%以上であって、引張強さが980MPa以上であることを特徴とする高強度鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  C21D 9/46 ,  B21B 3/00
FI (6件):
C22C38/00 301U ,  C22C38/60 ,  C21D9/46 F ,  C21D9/46 J ,  C22C38/00 301T ,  B21B3/00 A
Fターム (43件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA07 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037EB12 ,  4K037EC04 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FG01 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FK05 ,  4K037FK08 ,  4K037FM02 ,  4K037FM04 ,  4K037GA05 ,  4K037JA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る