特許
J-GLOBAL ID:201003095253492659

開放電圧推定方法及び電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-159539
公開番号(公開出願番号):特開2010-002227
出願日: 2008年06月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】バッテリの充放電による分極が解消したときの開放電圧値を、小さい演算処理量で精度良く推定することができる開放電圧推定方法の提供。【解決手段】バッテリの充放電による分極が解消したときの開放電圧値を推定する開放電圧推定方法。バッテリの分極が解消するときの電圧値の時系列的変化に近似し、時間変数を指数とする項を複数有する指数関数を作成し、作成した指数関数に基づくカルマンフィルタを作成しておき、所定周期で検出したバッテリの電流値が、所定電流値よりも小さい(S5)期間に、電圧値を前記所定周期以上の周期でサンプリングし(S7)、サンプリングした電圧値、及び前記期間の経過時間をカルマンフィルタに逐次適用させる(S9〜S15)ことにより、指数関数の各係数を逐次推定し(S11)、推定された各係数が規定する指数関数に基づき、バッテリの開放電圧値を逐次推定する(S17)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
バッテリの充放電による分極が解消したときの開放電圧値を、前記バッテリの電流値及び電圧値を検出して推定する開放電圧推定方法において、 バッテリの前記分極が解消して行くときの電圧値の時系列的変化に近似し、異なる時間変数を指数とする項を複数有する指数関数を作成し、作成した指数関数に基づくカルマンフィルタを作成しておき、所定周期で検出した前記電流値が所定電流値よりも小さいか否かを判定し、所定電流値よりも小さいと判定している期間に、検出した前記電圧値を前記所定周期以上の周期でサンプリングし、サンプリングした前記電圧値、及び前記期間の最初からの経過時間を前記カルマンフィルタに逐次適用させることにより、前記指数関数の各係数を逐次推定し、推定された各係数が規定する前記指数関数に基づき、前記バッテリの分極が解消したときの開放電圧値を逐次推定することを特徴とする開放電圧推定方法。
IPC (2件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/48
FI (2件):
G01R31/36 A ,  H01M10/48 P
Fターム (6件):
2G016CA03 ,  2G016CB11 ,  5H030AA01 ,  5H030AS20 ,  5H030FF42 ,  5H030FF44
引用特許:
出願人引用 (1件)

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