特許
J-GLOBAL ID:201003095295025686

遠心圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-286037
公開番号(公開出願番号):特開2010-112277
出願日: 2008年11月07日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】簡単な構成により運転可能な低流量域の範囲を広げることができる遠心圧縮機を提供する。【解決手段】インペラの湾曲面に取り付けた低流量対応翼19、中流量対応翼20及び高流量対応翼21は、それぞれの入口翼角をα1>β1>γ1の関係を有する角度に設定し、それぞれの後退角をα2>β2>γ2の関係を有する角度に設定することにより、低流量時、中流量時及び高流量時の運転において最も効率の良い気体の吸引動作を行えるように構成している。遠心圧縮機が運転される時、低流量時の運転では低流量対応翼19が主体となって効率の良い気体の吸引動作が行われ、同様に、中流量時では中流量対応翼20が主体となり、高流量時では高流量対応翼21が主体となってそれぞれ効率の良い気体の吸引動作が行われる。従って、遠心圧縮機の運転可能な低流量域の範囲を広げることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ケーシングに支持された回転軸に複数の翼を備えたインペラを固定し、前記インペラの周囲にディフューザ及び前記ディフューザに連通するボリュートを配置し、前記インペラの回転により低流量時から高流量時に亘り気体を吸引するとともに圧縮し、前記ディフューザへ供給する遠心圧縮機において、 前記複数の翼を少なくとも低流量対応翼と他の流量対応翼の2種類に区分し、前記低流量対応翼におけるインデューサ側基端部の入口翼角を低流量時のインデューサにおける気体の流れ方向に合せた角度に設定し、前記他の流量対応翼の入口翼角を前記低流量対応翼の入口翼角よりも小さい角度に設定したことを特徴とする遠心圧縮機。
IPC (1件):
F04D 29/30
FI (2件):
F04D29/30 C ,  F04D29/30 D
Fターム (13件):
3H130AA12 ,  3H130AB27 ,  3H130AB47 ,  3H130AC14 ,  3H130BA61C ,  3H130BA66C ,  3H130CB02 ,  3H130CB03 ,  3H130CB11 ,  3H130DA02Z ,  3H130DD09Z ,  3H130EA06C ,  3H130EB04C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 遠心圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-246518   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 遠心圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-047423   出願人:株式会社豊田自動織機
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-043940   出願人:ホルセット・エンジニアリング・カンパニー・リミテッド

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