特許

J-GLOBAL ID：201003095641161311

塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物

発明者： 有光 晃二
出願人/特許権者： 学校法人東京理科大学
代理人 (1件)： 秦 正則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-207577
公開番号（公開出願番号）：特開2010-084144
出願日： 2009年09月08日
公開日（公表日）： 2010年04月15日
要約：

【課題】発生する塩基の強度が高く、エポキシ系化合物等に適用した場合には、塩基発生反応が連鎖的に行われ、反応効率に優れる塩基発生剤及び当該塩基発生剤を含有する感光性樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 本発明の塩基発生剤は、所定のカルボン酸と、アルカリ金属またはアルカリ土類金属、アミジン類またはイミダゾール類、グアニジン類またはホスファゼン誘導体からなるカルボン酸塩であるので、光によって脱炭酸し、空気中の水の作用により強アルカリを発生する等により塩基性が高く、反応効率が優れる。また、塩基反応性化合物とともに感光性樹脂組成物を構成した場合にあっては、塩基発生剤から発生する塩基とエポキシ系化合物等との反応が連鎖的に進行し、室温レベルでも硬化が速やかに実施されて硬化が十分になされる感光性樹脂組成物となるので、例えば、高感度の光硬化材料やレジスト材料等に好適に用いることができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

カルボン酸とアルカリ金属またはアルカリ土類金属からなるカルボン酸塩であり、下記式(X)で表されることを特徴とする塩基発生剤。

IPC (5件)：

C09K 3/00 ,  G03F 7/004 ,  G03F 7/038 ,  C07C 59/84 ,  H01L 21/027

FI (5件)：

C09K3/00 K ,  G03F7/004 503B ,  G03F7/038 601 ,  C07C59/84 ,  H01L21/30 502R

Fターム (17件)：

2H125AE13P ,  2H125AG00P ,  2H125AN13P ,  2H125AN32P ,  2H125AN78P ,  2H125AP01P ,  2H125BA01P ,  2H125CA12 ,  2H125CB07 ,  2H125CC01 ,  2H125CC11 ,  2H125FA05 ,  4H006AA03 ,  4H006AB81 ,  4H006BJ50 ,  4H006BR60 ,  4H006BS10