特許
J-GLOBAL ID:201003096281642468
間葉系幹細胞を利用して毛乳頭組職を製造する方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
村山 靖彦
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
, 実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-518095
公開番号(公開出願番号):特表2010-534072
出願日: 2007年07月20日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
本発明は、毛包の形成を誘導する能力を有する毛乳頭組職の製造方法に関し、具体的に、本発明の製造方法は、毛包の真皮成分である毛乳頭(dermal papilla)と表皮鞘(dermal sheath)を構成する細胞と細胞の特性が類似の間葉系幹細胞を多様な組職から分離し、特定の培地に培養することによって、毛乳頭組職に分化させる方法に関する。本発明の方法によれば、毛包の形成を誘導する能力を有する毛乳頭組職を生体外において十分な量で製造することができるので、本発明の方法は、細胞移植を用いたはげ頭の治療に有用に使用されることができる。
請求項(抜粋):
(1)間葉系幹細胞をアミノ酸が600乃至1,900mg/Lの量で、ビタミンが12乃至36mg/Lの量で各々含まれた細胞培養用培地で培養する段階と、
(2)段階(1)で培養された細胞を、アミノ酸が2,000乃至3,000mg/Lの量で、ビタミンが40乃至60mg/Lの量で各々含まれた無血清培地に移し、成長因子を添加して培養する段階と、
(3)段階(2)で得られた培養物にトリプシンまたはコラゲナーゼを処理し、培養容器に付着した細胞塊を脱離させて、細胞を自己凝集させることによって、毛乳頭組職を形成する段階と、
(4)段階(3)で形成された毛乳頭組職を回収した後、成長因子が含まれた段階(2)の細胞培養用無血清培地で毛乳頭組職を培養した後に処理する段階と、を含む毛乳頭組職の製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4B065AA93X
, 4B065AC20
, 4B065BB12
, 4B065BB19
, 4B065BB20
, 4B065BB32
, 4B065BD33
, 4B065BD39
, 4B065BD45
, 4B065CA44
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る