特許
J-GLOBAL ID:201003097268361596

可変油圧システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-112863
公開番号(公開出願番号):特開2010-261366
出願日: 2009年05月07日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】背圧室からの油圧の印加態様に応じて変位する筒体により開弁圧を切り替えるリリーフ弁を備えた可変油圧システムにおいて、当該開弁圧を切替える制御性を向上させた可変油圧システムを提供する。【解決手段】背圧室28における油圧の印加態様の切替えに応じたスリーブ26の変位によりリリーフ弁20の開弁圧を変更する可変油圧システムであって、ポンプ13の吐出側と連通する流入孔36と、ポンプ13の吸入側と連通する弁体摺動孔38とからなるリリーフ通路としての多段孔を、軸方向に延びるかたちでスリーブ26内に備え、さらに流入孔36を有した頂部26Aの内周面と弁体摺動孔38を有した周壁部26Bの内周面との段差を頂部26Aと周壁部26Bとの境界で緩和する溝部44を軸方向に延びるかたちで頂部26Aの内周面に備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
背圧室から印加される油圧に応じた軸方向への変位により開弁圧を変更する筒体を有してポンプの吐出側に接続されたリリーフ弁と、前記背圧室における油圧の印加態様を切り替える切り替え弁とを備えて、前記背圧室における油圧の印加態様の切替えに応じた前記筒体の変位により前記リリーフ弁の開弁圧を変更する可変油圧システムであって、 前記ポンプの吐出側と連通する小径孔と、前記ポンプの吸入側と連通する大径孔とからなるリリーフ流路としての多段孔を、前記軸方向に延びるかたちで前記筒体内に備え、さらに 前記小径孔を有した小径孔部の内周面と前記大径孔を有した大径孔部の内周面との段差を前記小径孔部と前記大径孔部との境界で緩和する凹部を前記軸方向に延びるかたちで前記小径孔部の内周面に備えた ことを特徴とする可変油圧システム。
IPC (1件):
F01M 1/16
FI (1件):
F01M1/16 C
Fターム (6件):
3G013BB02 ,  3G013BB14 ,  3G013BB25 ,  3G013BB27 ,  3G013CA02 ,  3G013EA02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 内燃機関の潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-130641   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • オイルリリーフ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-299555   出願人:株式会社日立ユニシアオートモティブ

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