特許
J-GLOBAL ID:201003097328111012

誘導電力伝送回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-229171
公開番号(公開出願番号):特開2010-063324
出願日: 2008年09月07日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】電源回路に接続した送信アンテナから角周波数ωの交流電力を空間を隔てた受信アンテナに良い効率で伝送し負荷回路に伝送するための回路素子のパラメータを試行錯誤せずに得る。【解決手段】両端を容量C1でつないだ、実効的自己インダクタンスがL1の送信アンテナに電源回路を直列に接続した回路と、両端を容量C2でつないだ、実効的自己インダクタンスがL2の受信アンテナに負荷回路を直列に接続した回路を有し、前記送信アンテナと前記受信アンテナの間の距離を、電力を伝送する電磁界の波長の2π分の1以下にして0ラジアン以上πラジアン以下の値の位相角βに関して、前記角周波数ωを、L2×C2×(1+k・cos(β))の値の逆数の平方根にして、前記電源回路の出力インピーダンスを約kωL1・sin(β)≡r1にし、前記負荷回路の入力インピーダンスを約kωL2・sin(β)≡r2にする。【選択図】図20
請求項(抜粋):
電源回路に接続した送信アンテナから角周波数ωの交流電力を空間を隔てた受信アンテナに伝送し負荷回路に伝送する誘導電力伝送回路であって、両端を容量C1でつないだ、実効的自己インダクタンスがL1の送信アンテナに電源回路を直列に接続した回路と、両端を容量C2でつないだ、実効的自己インダクタンスがL2の受信アンテナに負荷回路を直列に接続した回路を有し、前記送信アンテナと前記受信アンテナの間の距離を、電力を伝送する電磁界の波長の2π分の1以下の距離にして前記送信アンテナと前記受信アンテナの電磁誘導の結合係数をkにし、0ラジアン以上πラジアン以下の値の位相角βに関して、前記角周波数ωを、L2×C2×(1+k・cos(β))の値の逆数の平方根にして、前記電源回路の出力インピーダンスを約kωL1・sin(β)≡r1にし、前記負荷回路の入力インピーダンスを約kωL2・sin(β)≡r2にして前記電源回路から前記負荷回路に効率良く電力を伝送することを特徴とする誘導電力伝送回路。
IPC (1件):
H02J 17/00
FI (1件):
H02J17/00 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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