特許
J-GLOBAL ID:201003097343115415

疲労特性に優れたばね鋼およびばね

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-198377
公開番号(公開出願番号):特開2010-024539
出願日: 2008年07月31日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】硬質結晶の生成を抑制して疲労特性に優れたばね等を得るためのばね鋼、およびこうしたばね鋼から得られる疲労特性に優れたばねを提供する。【解決手段】化学成分組成を満足させ、下記(1)〜(3)の要件を満足する酸化物系介在物が1×10-4個/mm2以上存在すると共に、下記(4)〜(6)の要件を満足するMg含有酸化物系介在物が1×10-4個/mm2以上存在する。 (1)Li2Oを除く介在物組成を100質量%としたとき、Al2O3とSiO2の合計が80質量%以上 (2)Al2O3:SiO2=1:4〜2:3(質量比) (3)介在物中にLiを含有する (4)Mg含有酸化物系介在物組成を100質量%としたとき、MgOとSiO2の合計が80質量%以上 (5)Mg含有酸化物系介在物のMgO含有量(質量%)>同SiO2含有量(質量%) (6)Mg含有酸化物系介在物のSiO2含有量(質量%)>25質量%【選択図】図2
請求項(抜粋):
C:1.2%(質量%の意味、以下同じ)以下、Mn:0.1〜2%、Si:0.2〜3%、Al:0.0003〜0.005%、Li:0.03〜8ppm(質量ppmの意味、以下同じ)、Ca:30ppm以下(0ppmを含まない)およびMg:10ppm以下(0ppmを含まない)を夫々含有するばね鋼であって、下記(1)〜(3)の要件を満足する酸化物系介在物が1×10-4個/mm2以上存在すると共に、鋼中に存在するMg含有酸化物系介在物のうち、下記(4)〜(6)の要件を満足するMg含有酸化物系介在物が1×10-4個/mm2以上存在するものであることを特徴とする疲労特性に優れたばね鋼。 (1)Li2Oを除く介在物組成を100質量%としたとき、Al2O3とSiO2の合計が80質量%以上 (2)Al2O3:SiO2=1:4〜2:3(質量比) (3)介在物中にLiを含有する (4)Mg含有酸化物系介在物組成を100質量%としたとき、MgOとSiO2の合計が80質量%以上 (5)Mg含有酸化物系介在物のMgO含有量(質量%)>同SiO2含有量(質量%) (6)Mg含有酸化物系介在物のSiO2含有量(質量%)>25質量%
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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