特許

J-GLOBAL ID：201003098941734290

自立性高分子薄膜

発明者： 彌田 智一 ,  山本 崇史 ,  浅岡 定幸 ,  泉谷 佑
出願人/特許権者： 国立大学法人東京工業大学 ,  国立大学法人京都工芸繊維大学
代理人 (2件)： 関根 武 ,  渡部 温
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-126425
公開番号（公開出願番号）：特開2010-275349
出願日： 2009年05月26日
公開日（公表日）： 2010年12月09日
要約：

【課題】表面積が大きく、強度の強い、垂直配向シリンダー構造を有する、自立性の高分子薄膜、及びその製造方法を提供する。【解決手段】親水性ポリマー成分と、架橋可能な構造を有する疎水性ポリマー成分とが共有結合してなるブロック共重合体からなる自立性高分子薄膜であって、上記自立性高分子薄膜がその膜中に一定方向に配向した上記親水性ポリマー成分からなるシリンダーを有しており、上記疎水性ポリマー成分が架橋している。物理的な孔を有していないが、シリンダー部分を選択的に物質が透過することができるものであり、種々の透過膜、限外ろ過膜、ナノリアクター等として利用することができる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

親水性ポリマー成分と、架橋可能な構造を有する疎水性ポリマー成分とが共有結合してなるブロック共重合体からなる自立性高分子薄膜であって、 上記自立性高分子薄膜がその膜中に一定方向に配向した上記親水性ポリマー成分からなるシリンダーを有しており、上記疎水性ポリマー成分が架橋している自立性高分子薄膜。

IPC (2件)：

C08J 5/18 ,  B05D 7/24

FI (2件)：

C08J5/18 ,  B05D7/24 302E

Fターム (28件)：

4D075BB20Z ,  4D075BB41Z ,  4D075CA36 ,  4D075CA37 ,  4D075DA06 ,  4D075DB11 ,  4D075DB13 ,  4D075DB48 ,  4D075DB53 ,  4D075DC22 ,  4D075EA07 ,  4D075EA21 ,  4D075EB19 ,  4D075EB22 ,  4D075EB37 ,  4D075EB49 ,  4F071AA22X ,  4F071AA29X ,  4F071AA32X ,  4F071AA33X ,  4F071AA35X ,  4F071AA51X ,  4F071AA77 ,  4F071AG05 ,  4F071AH02 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ブロック共重合体、及びミクロ相分離構造膜の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-315420   出願人：財団法人理工学振興会
• ミクロ相分離構造膜、及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-227972   出願人：国立大学法人東京工業大学, トヨタ自動車株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Virus Filtration Membranes Prepared from Nanoporous Block Copolymers with Good Dimensional Stability