特許
J-GLOBAL ID:201003099062195005

光変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-029004
公開番号(公開出願番号):特開2010-185979
出願日: 2009年02月10日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】同じ基板上に複数の光変調部を並列に配置し、各光変調部の信号電極の入力端を基板の一側面に並べるときでも、各光変調部より同期のとれた広帯域で低ノイズの変調光を出力できる小型の光変調器を提供する。【解決手段】複数の光変調部20A,20Bが並列配置された主基板10とは別に中継基板40を設け、該中継基板40上に各光変調部に対応した信号線路41A,41Bが形成される。各信号線路41A,41Bは、主基板10上の対応する信号電極31A,31Bに接続されており、互いに異なる電気長を有している。また、各信号線路41A,41Bにおける単位長さあたりの伝播損失は、主基板10上の各信号電極31A,31Bにおける単位長さあたりの伝播損失よりも小さくするのがよい。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電気光学効果を有する基板にマッハツェンダ型光導波路を形成し、該マッハツェンダ型光導波路の光分岐部および光合波部の間に位置する一対の分岐導波路に沿って信号電極および接地電極を設け、進行波電極とした前記信号電極に、変調データに対応した電気信号を印加することにより、前記マッハツェンダ型光導波路を伝搬する光の変調を行う複数の光変調部が、同一の主基板上に並列に配置された光変調器であって、 前記主基板上に配置され、前記各光変調部からそれぞれ出力される変調光を合波する出力光合波部と、 前記主基板とは別に設けた中継基板と、 前記各光変調部にそれぞれ対応させて前記中継基板上に形成された複数の信号線路と、を備え、 前記主基板上の前記各光変調部の信号電極は、前記電気信号が与えられる各々の入力端が、前記主基板の一側面に並べて配置され、 前記中継基板上の前記各信号線路は、前記各光変調部にそれぞれ対応した前記電気信号が外部より印加される各々の入力端が、前記中継基板の一側面に所定の間隔をあけて並べて配置され、かつ、前記主基板上の対応する前記光変調部の信号電極の入力端に電気的に接続される各々の出力端が、前記中継基板の他の側面に並べて配置されると共に、当該入力端から出力端までの各々の電気長が互いに異なり、 前記各光変調部の一対の分岐導波路のうちの前記信号電極が沿う分岐導波路上に、前記出力光合波部からの光路長が互いに等しくなる基点を個別に設定したとき、前記各光変調部にそれぞれ対応する、前記中継基板上の信号線路の入力端から該信号線路の出力端に接続する前記主基板上の信号電極の入力端を経由して該信号電極上の前記基点に至るまでの信号経路の電気長が、互いに等しくなるように構成されたことを特徴とする光変調器。
IPC (1件):
G02F 1/035
FI (1件):
G02F1/035
Fターム (9件):
2H079AA02 ,  2H079AA12 ,  2H079BA03 ,  2H079CA04 ,  2H079DA03 ,  2H079EA05 ,  2H079EB04 ,  2H079GA03 ,  2H079HA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 光変調器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-333880   出願人:住友大阪セメント株式会社
  • 差動4位相偏移変調器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-308029   出願人:富士通株式会社
  • 特許第6192167号
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