特許
J-GLOBAL ID:201003099316201965

合成経路評価システムとその方法とそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-166649
公開番号(公開出願番号):特開2010-009257
出願日: 2008年06月25日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】合成しようとする目的化合物について与えられた複数の合成経路の中から、自動的に合成経路をランキングして絞り込んで提案することができる合成経路評価システムを提供することである。【解決手段】合成の目的化合物に対する複数の合成経路から最適な合成経路を抽出するために、量子化学計算部7と,反応機構解析部8と,合成経路ランキング部11と,を備える演算処理手段3と、前記合成経路に係るデータ(以下、合成経路データという。)15を格納する記憶手段4と、を有する合成経路評価システム1である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
合成の目的化合物に対する複数の合成経路から最適な合成経路を抽出するために、量子化学計算部と,反応機構解析部と,合成経路ランキング部と,を備える演算処理手段と、前記合成経路に係るデータ(以下、合成経路データという。)を格納する記憶手段と、を有する合成経路評価システムであって、 前記合成経路データは、前記目的化合物に関する構造データと,この目的化合物を合成可能な複数の出発化合物に関する構造データと,をそれぞれ対応させた前記出発構造物の数の構造データ対から構成され、 前記量子化学計算部は、前記合成経路データを前記記憶手段より読み出して前記出発化合物と目的化合物の構造データを構造最適化関数に代入して演算実行し、構造最適化した出発化合物の構造データと構造最適化した目的化合物の構造データを得る工程と、前記構造最適化した出発化合物の構造データと前記構造最適化した目的化合物の構造データを合成経路における遷移状態探索関数に代入して演算実行し、前記合成経路における遷移状態の有無に係るデータと,この遷移状態が存在する場合には前記遷移状態に係る構造データと,を得る工程と、を実行するものであり、 前記反応機構解析部は、前記記憶手段から前記合成経路における遷移状態の有無に係るデータをキーとして、有の場合に、前記遷移状態に係る構造データを活性化エネルギー演算関数に代入して演算実行し、前記遷移状態における活性化エネルギー及び/又は反応熱を得る工程を実行するものであり、 前記合成経路ランキング部は、前記複数の出発化合物に対応させて演算された活性化エネルギー及び/又は反応熱をキーとして所望の順で前記活性化エネルギー及び/又は反応熱を前記出発化合物及び/又は目的化合物と共に配列するデータセットを生成する工程を実行することを特徴とする合成経路評価システム。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110
Fターム (2件):
4H006AA02 ,  4H006AA05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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