特許
J-GLOBAL ID:201003099710318495

永久磁石式回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 公秀 ,  古館 久丹子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-177229
公開番号(公開出願番号):特開2010-017065
出願日: 2008年07月07日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】製作時間及び工程数を削減して、永久磁石片を外周側へ寄せるとともに永久磁石片を確実に固定することができるロータを提供する。【解決手段】永久磁石式回転子10は、ロータ鉄心20と、複数の永久磁石片21と、一対の端板30a,30bと、を備える。ロータ鉄心20には、ロータ鉄心20の隣り合う磁極毎に、軸方向の溝25が形成されると共に、スロット23の径方向内周側に開口して軸方向に延びる第1の誘導溝26と、スロット23の周方向端部に開口して軸方向に延びる第2の誘導溝27と、を有する流動経路28が形成される。一方の端板30aは、第1の誘導溝26に対応する位置に形成される開口部31と、ロータ鉄心20との対向面に形成され、第2の誘導溝27と軸方向の溝25とを連通する連通溝34と、を備える。少なくともロータ鉄心20の流動経路28には、シール材29が充填されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の磁石挿入用開口部が形成される円板状の鋼板を多数積層することで構成され、前記積層された複数の磁石挿入用開口部がそれぞれ複数のスロットを形成するロータ鉄心と、 所定数の前記スロット毎に磁極を変えながら、前記複数のスロットにそれぞれ挿入される複数の永久磁石片と、 前記スロットの軸方向両側開口をそれぞれ塞ぐように、前記ロータ鉄心の軸方向両端側に配置される一対の端板と、 を備える永久磁石式回転子であって、 前記ロータ鉄心には、 前記ロータ鉄心の隣り合う磁極毎に、軸方向の溝または貫通穴が形成されると共に、 前記スロットの径方向内周側に開口して軸方向に延びる第1の誘導溝と、前記スロットの周方向端部の少なくとも一方側に設けられ、該周方向端部に開口して軸方向に延び、前記スロットと前記永久磁石片との隙間を介して前記第1の誘導溝と接続される第2の誘導溝と、を有する流動経路が形成され、 一方の前記端板は、前記第1の誘導溝に対応する位置に形成される開口部と、前記ロータ鉄心との対向面に形成され、前記第2の誘導溝と前記溝または前記貫通穴とを連通する連通溝と、を備えており、 少なくとも前記ロータ鉄心の前記流動経路には、シール材が充填されていることを特徴とする永久磁石式回転子。
IPC (1件):
H02K 1/27
FI (1件):
H02K1/27 501D
Fターム (8件):
5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CA10 ,  5H622CB03 ,  5H622CB05 ,  5H622PP10 ,  5H622PP11 ,  5H622PP20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 永久磁石式回転子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-230591   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 永久磁石回転子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-239856   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • ロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-012575   出願人:本田技研工業株式会社
  • 回転子積層鉄心及びその樹脂封止方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-166400   出願人:株式会社三井ハイテック

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