特許
J-GLOBAL ID:201003099971176400
ブラシ付モータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 鈴木 三義
, 西 和哉
, 村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-158888
公開番号(公開出願番号):特開2010-004597
出願日: 2008年06月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】ブラシの延命化を図りつつ、モータ出力が大きくなっても容易に巻装作業を行うことができ、高出力、小型化を図ることができるブラシ付モータを提供する。また、コイルを集中巻方式で巻装した場合であっても回転速度を可変させることができるブラシ付モータを提供する。【解決手段】同一のティース群46(47)に巻装されている第一コイル33U〜33Y、および第二コイル34U〜34Yをそれぞれ同一のセグメント群41(42)に接続して閉回路H1,H2を2つ形成し、各閉回路H1,H2は、第一コイル33U〜33Yの巻き始め端61が接続されているセグメント14と、第二コイル34U〜34Yの巻き始め端61が接続されているセグメント14とをそれぞれ別個で、かつ互いに同電位となるセグメント14に設定している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
8極の磁極を有するヨークと、
前記ヨークの内側に回転自在に設けられる回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ径方向に向かって放射状に延び、巻線が集中巻き方式にて巻装される10個のティースと、該ティース間に形成され軸線方向に沿って延びる10個のスロットとを有するアーマチュアコアと、
前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ20枚のセグメントを周回り方向に配置したコンミテータと、
前記セグメントに摺接し、給電を行うための4つのブラシとから成り、
前記4つのブラシは、陽極側ブラシと陰極側ブラシとの組みを2つ備えて構成され、
同極側同士のブラシは、前記回転軸を中心にして対向配置されると共に、異極側同士のブラシは電気角で180°周回り方向に間隔をあけて配置され、
各ティースは、互いに同方向に前記巻線を巻装して形成された第一コイル、および第二コイルの2つのコイルを備え、
前記セグメントを前記回転軸を中心にして互いに点対称位置に存在する10個ずつの2つのセグメント群で構成し、各セグメント群の同電位となるセグメント同士を短絡部材で短絡し、
前記ティースを前記回転軸を中心にして互いに点対称位置に存在する5つずつの2つのティース群で構成し、
同一のティース群に巻装されている第一コイル、および第二コイルをそれぞれ同一のセグメント群に接続して前記2つのティース群それぞれに閉回路を1つずつ形成し、
各ティースをそれぞれU相、V相、W相、X相、Y相の順で割り当てたとき、
各閉回路の隣接するセグメント間には、周回り方向にU相、X相、V相、Y相、W相の順で前記第一コイル、または前記第二コイルが接続されているブラシ付モータであって、
前記各閉回路は、
前記第一コイルの巻き始め端が接続されている第一巻き始めセグメントと、前記第二コイルの巻き始め端が接続されている第二巻き始めセグメントとをそれぞれ別個で、かつ互いに同電位となるセグメントに設定し、
前記第一コイルの巻き終わり端が接続されている第一巻き終わりセグメントと、前記第二コイルの巻き終わり端が接続されている第二巻き終わりセグメントとをそれぞれ別個で、かつ互いに同電位となるセグメントに設定し、
前記第一巻き始めセグメントと前記第一巻き終わりセグメントは、互いに隣接配置されていると共に、
前記第二巻き始めセグメントと前記第二巻き終わりセグメントは、互いに隣接配置されていることを特徴とするブラシ付モータ。
IPC (3件):
H02K 23/38
, H02K 23/00
, H02K 3/28
FI (3件):
H02K23/38
, H02K23/00 A
, H02K3/28 J
Fターム (12件):
5H603BB01
, 5H603BB04
, 5H603BB12
, 5H603CA05
, 5H603CB18
, 5H603CD21
, 5H623BB07
, 5H623GG13
, 5H623GG16
, 5H623GG25
, 5H623HH04
, 5H623JJ03
引用特許:
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