抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広島大学総合情報処理センター(2001年4月に情報メディア教育研究センターに改組(センター))は,全学構成員に発行するアカウント大系を2000年4月に再編した。新しいアカウント体系を1年間運用してきた経緯を踏まえて,アカウント体系再編に関する評価を行った。新アカウント体系においては「個人の責任の明確化」を追求し,「1人1アカウントの原則」を提唱し,個人の立場で利用する個人アカウントと,グループで情報共有するためのグループアカウントの2種類を用意した。「1人1アカウントの原則」により情報リテラシー教育の授業担当教官のメールツールのデモを行う状況で生じた問題,その原因と教訓を述べた。業務用として想定していなかったグループアカウントの業務利用に関するトラブルの状況とアカウント再編における業務に対する配慮や支援の不十分さについて述べた。組織における個人の責任と職制の責任,その明確化を求めない文化的特性などについて考察した。