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J-GLOBAL ID：201102198540111256   整理番号：11A0970647

大規模複合型キャンパス情報システムと利用者指向のサービス運営プロセス

著者 (7件)： 津久間秀彦 (広島大 医 病院 医療情報部) ,  入江治行 (広島大 総合情報処理セ) ,  岩沢和男 (広島大 総合情報処理セ) ,  岸場清悟 (広島大 総合情報処理セ) ,  稲垣知宏 (広島大 情報教育研究セ) ,  隅谷孝洋 (広島大 情報教育研究セ) ,  秋元志美 (広島大 総合情報処理セ)
資料名： 学術情報処理研究  (JACN)
号： 4  ページ： 55-62  発行年： 2000年10月06日 
JST資料番号： L8082A  ISSN： 1343-2915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模複合型キャンパス情報システムにおける利用者指向のサービス運営プロセスモデルの概念的フレームワークを提案した。プロセスモデル検討対象である「大規模複合型キャンパス情報システム」を定義した。「新たな時代の情報サービス運営プロセス」を明確にするためにインターネット普及前の「小規模単体型キャンパス情報システム」からインターネット普及後の「大規模複合型キャンパス情報システム」への変化を概観した。キャンパス情報システムの大規模複合化への変化に伴う問題点を挙げ,問題点の解決と「利用者指向のサービス運営」を目指すために「小規模単体型」のサービス運営プロセスを拡張した。拡張したプロセスの「時代・組織・技術動向の把握」「サービスレベル設定」「実装整合性管理」「利用動態把握」「サービスレベル管理」「評価プロセス」「フィードバックプロセス」について機能概要を説明し,大規模複合型キャンパス情報システムの具体案を示した。各プロセスの実運用に向けての今後の実装について課題を述べた。

シソーラス用語： *情報システム ,  キャンパス ,  大規模系 ,  *情報サービス ,  大学 ,  情報処理 ,  使用性 ,  *品質水準 ,  *サービス

分類 (1件)： 情報サービス  (AC08000K)

引用文献 (9件)：

• [1] 原山美知子,佐藤俊介,田中昌二,“協議会資料に基づく近年の国立大学情報処理センターの動向",学術情報処理研究 No.3,pp.31-46,1999.
• [2] 例えば,仲田聰編;藤田秀雄,福島義英,宮本良麿,金指宏著, “システムマネジメント”,リックテレコム, 1998. 福島義英,“「ITプロセス・モデル」に基づくシステム部門の改革” ,日経コンピュータ 4月12日号,pp.134-136, 1999.
• [3] 入江治行,津久間秀彦,岸場清悟,加登基二,新畑道江,“広島大学総合情報処理センター新計算機システムの運用管理について”,情報処理学会第4回分散システム運用技術研究会論文集,pp.31-36,1996.
• [4] 岸場清悟,入江治行,“総合情報処理センターのシステム構築-教育と研究の統合環境-”,平成8年度情報処理教育研究集会講演論文集, pp.209-211,1996.
• [5] 岸場清悟,津久間秀彦,稲垣知宏,勇木義則,新畑道江,入江治行,”大学全構成員のセンターアカウント登録に伴うセンター業務の変化",学術情報処理研究 No.2, pp.34-38, 1998.

タイトルに関連する用語 (8件)： 大規模 ,  複合型 ,  キャンパス ,  情報システム ,  利用者 ,  サービス ,  運営 ,  プロセス