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J-GLOBAL ID：201102200124386275   整理番号：11A0729245

チオ尿素誘導体とアデノシン三リン酸で安定化した金ナノ粒子の混合物を使用したHg²⁺イオンの選択的比色センサ

Selective Colorimetric Sensor for Hg²⁺ Ions Using a Mixture of Thiourea Derivatives and Gold Nanoparticles Stabilized with Adenosine Triphosphate

著者 (6件)： KIM Sudeok (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Na Hee (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  SEO Seong Hyeok (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  EOM Min Sik (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  AHN Sangdoo (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  HAN Min Su (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 5  号： 12  ページ： 2463-2466  発行年： 2010年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化金酸の沸騰水溶液にクエン酸水溶液を添加して撹拌し,クエン酸で安定化した金ナノ粒子(AuNP)を得た。次いでAuNPをATP水溶液と混合したのちリン酸ナトリウム緩衝液(SPB,pH 7)で濃度を調整し,ATPで安定化したAuNP(sAuNP)のSPB溶液を調製した。それに1-(1-ナフチル)チオ尿素を添加すると凝集した。その透過型電子顕微鏡写真も示した。1-(1-ナフチル)チオ尿素のSPB溶液に種々の金属イオンを添加したのちsAuNPを加えて可視吸収スペクトルを測定した。その結果,Hg²⁺イオンを添加した場合にのみスペクトルが著しく変化することを見いだした。それは肉眼でも確認することができた。その理由についても論じた。

シソーラス用語： *センサ ,  比色分析 ,  *金 ,  ナノ粒子 ,  *水銀 ,  カチオン ,  凝集 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  電子顕微鏡写真 ,  透過型電子顕微鏡 ,  クロロ錯体 ,  金錯体 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： 塩化金酸

分類 (2件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (3件)： 1-(1-ナフチル)チオ尿素 ,  ATP【ヌクレオチド】 ,  クエン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： チオ尿素誘導体 ,  アデノシン三リン酸 ,  安定化 ,  金ナノ粒子 ,  混合物 ,  イオン ,  比色センサ