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J-GLOBAL ID:201102200728193904   整理番号:11A1860428

概念マップ作成方式の違いによる記憶効果の差異の比較

著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 125-134  発行年: 2011年11月01日 
JST資料番号: L4329A  ISSN: 1349-8290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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知識の外化と整理が可能な概念マップは,学習効果が高いと言われている。概念マップ作成の過程は,ノードとリンクを対象から抽出する分節化と,それらを組み立てる構造化の2つに大別できる。Kit-Build方式では,分節化を教授者が予め行い,ノードとリンクをKitとして学習者に提供する。そして学習者はKitを認識し,Kitを組み立て(buildし)てマップを作成する。このようにKit-Build方式では,分節化の作業を,予め用意された部品を認識する作業に置き換えているため,従来の概念マップと同様の学習効果が得られるかは定かではない。そこで本研究では,従来通りに学習者が分節化を行ってマップを作成する統制群と,Kitを組み立ててマップを作成するKit-Build群を設定して,両者の記憶効果の差異を測る実験を行った。その結果,Kit-Build方式は,従来の概念マップ作成と同等の記憶効果が得られることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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科学技術教育  ,  人工知能 
引用文献 (12件):
  • 福田裕之. Kit-Build 式概念マップによる学習内容の構造的理解促進法. 人工知能学会全国大会, 2010. 2010
  • 福岡敏行. 概念地図 (コンセプトマップ) による概念の分析(III)-第4・5・6学年児童の「水の三態変化」概念の分析-. 横浜国立大学教育学部教育研究実践指導センター紀要. 1991, 7, 33-56
  • 福岡敏行. 理科学習における概念地図作り (CONCEPT MAPPING) の有効性に関する一考察-第6学年児童の「水溶液の性質」概念の形成において-. 日本理科教育学会研究紀要. 1991, 32, 1, 67-75
  • 福岡敏行. 概念地図作り (CONCEPT MAPPING) の学習効果に関する一考察-ペーパーテスト法による有効性の確認-. 日本理科教育学会研究紀要. 1992, 33, 2, 1-8
  • 森田裕介. 学習者の作成したコンセプトマップの変容と授業課程の関わりについての一考察. 科学教育研究. 1995, 19, 2, 86-93
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