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J-GLOBAL ID：201102200990398789   整理番号：11A0416416

道路ネットワークを実装した資源循環シミュレータecoMAによるコンクリート産業のCO₂排出量の空間的特性評価

Spatial Analysis of CO₂ emission in Concrete Industry Using Resource Recycling Simulator “ecoMA” Implementing Road Network

著者 (4件)： 三谷卓摩 (復建調査設計 技研) ,  北垣亮馬 (東大 大学院工学系研究科) ,  長井宏憲 (東大 大学院工学系研究科) ,  野口貴文 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 7  号： 1  ページ： 79-83  発行年： 2011年01月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート産業のおける二酸化炭素排出量削減を検討するため,輸送距離を計算できるモジュールを資源循環シミュレータに組み込んだ。輸送に伴う二酸化炭素排出寄与は5.7%で,直線距離輸送と比べた場合1.2%高く,道路距離影響で1.3倍排出量は大きいことがわかった。セメント,砕石,砂などのコンクリート材料の輸送は,利用される道路や地理的特性が異なり,二酸化炭素排出量の道路距離と直線距離の比は,資材毎に異なることがわかった。本シミュレータの利用により,より高い精度での二酸化炭素排出量の推定が出来るようになった。

シソーラス用語： *コンクリート ,  *排出量 ,  減少 ,  *輸送 ,  循環 ,  *シミュレーション ,  *二酸化炭素排出量 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  資源循環

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (8件)：

• 北垣亮馬, 岩田彩子, 兼松学, 長井宏憲, 藤本郷史, 野口貴文 (2008): 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-1, 1233-1234
• 藤本郷史, 北垣亮馬, 兼松学, 野口貴文, 間宮尚, 鈴木宏一 (2005): 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-1, 1021-1022
• 筑井麻紀子, 中村圭佑 (2009): 日本LCA学会誌, 5(4), 462-472
• 腰塚 武志, 小林純一 (1983): 日本都市計画学会学術研究発表会論文集, 18, 43-48
• 田村一軌, 腰塚武志, 大澤義明 (2001): 日本都市計画学会学術研究論文集, 36, 877-882

タイトルに関連する用語 (8件)： 道路ネットワーク ,  実装 ,  資源循環 ,  シミュレータ ,  コンクリート ,  産業 ,  CO2排出量 ,  特性評価