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J-GLOBAL ID:201102201526374369   整理番号:11A0288758

AID/APOBECファミリーの局在的な配列ターゲティングはレトロウイルスの制限と抗体の多様性に異なって影響する

Local Sequence Targeting in the AID/APOBEC Family Differentially Impacts Retroviral Restriction and Antibody Diversification
著者 (10件):
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巻: 285  号: 52  ページ: 40956-40964  発行年: 2010年12月24日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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活性化が誘導するデアミナーゼ(AID)/APOBECファミリーの核酸シチジンデアミナーゼは先天性免疫系と適応免疫系の両方で利用され,DNAのシチジン塩基を標的とする脱アミノ化により目的とする変異を導入する。AIDは宿主の免疫グロブリン(Ig)遺伝子座を脱アミノ化して抗体の特異性を進化させるが,APOBEC3G(A3G)はHIVなどのゲノムに致死変異を誘発する。AIDはWRC(W=A/T,R=A/G)モチーフのシトシンを脱アミノ化し,A3GはCCCモチーフの脱アミノ化を行う。この特異性は,DNA配列を認識する酵素ファミリーの単一で多様な蛋白質ループにより決定されている。この基質認識ループを融合することで,配列ターゲティングの変化したA3GとAIDの酵素バリアントを創出し,免疫機能に対する配列特異性の役割を直接調べた。A3GのキメラはHIVを効率よく制限したが,AIDのキメラはIg遺伝子の過剰な変異とクラススイッチ組換えを生じさせた。従って,局在的なターゲティングは,A3Gによるレトロウイルスに対する先天性の防御には改変可能であり,AIDにより触媒される適応抗体の成熟に重要であると考えられた。
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分類 (2件):
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感染免疫  ,  ウイルスの生化学 

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