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J-GLOBAL ID：201102201742211776   整理番号：11A0140639

SOFCのNi-YSZ負極の酸化還元サイクルの期間におけるミクロ構造と電気化学的特性の間の相関

Correlation Between Microstructural and Electrochemical Characteristics during Redox Cycles for Ni-YSZ Anode of SOFCs

著者 (6件)： SUMI Hirofumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KISHIDA Ryo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KIM Jin-Young (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MUROYAMA Hiroki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUI Toshiaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  EGUCHI Koichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 12  ページ： B1747-B1752  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ni-YSZ負極(Ni:YSZ=50:50(体積比))の酸化還元サイクルにおけるミクロ構造と電気化学的特性の間の相関を明らかにした。負極の分極抵抗が増加するために電池性能は最初の酸化還元サイクルの後に劣化する。負極のオーム損失は純酸素中の熱サイクルによっても増加する。酸化還元サイクル後のNi-YSZ負極はニッケル相の表面積が増加していることがイオンビームSEMで分かった。これはニッケル粒子が小さくなっていることを示す。Ni-YSZ負極の三次元再構築イメージから求めた三相境界(TPB)長さは,第一及び第四サイクル後でそれぞれ2.39と2.1μm/μm³である。これは酸化還元処理以前よりも小さい値である。熱処理後のNi-YSZ負極では大きなクラックが生成し,負極のオーム損失を増加させる。分極抵抗の増加は,酸化還元サイクルの初期段階におけるTPBの長さの減少による。

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *セラミック ,  *酸化イットリウム ,  *酸化ジルコニウム ,  酸化還元反応 ,  電気化学的挙動 ,  分極 ,  抵抗損 ,  *電極 ,  サーメット ,  酸化ニッケル ,  表面積 ,  熱処理 ,  微細構造 ,  イオンビーム ,  走査電子顕微鏡 ,  界面
準シソーラス用語： *SOFC【電池】 ,  *YSZ【セラミック】 ,  負極 ,  オーム損失 ,  *ニッケル電極 ,  ニッケル酸化物 ,  ミクロ構造 ,  SEM【顕微鏡】 ,  三相界面

分類 (3件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  電気物性一般  (BM03010R)

タイトルに関連する用語 (7件)： SOFC ,  Ni ,  YSZ ,  負極 ,  ミクロ構造 ,  電気化学的特性 ,  相関