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J-GLOBAL ID：201102202325729289   整理番号：11A0473049

海水摩擦抵抗を低減する船舶用塗料の基礎技術の研究開発

Fundamental Research for Development of a Drag-Reducing Paint for Ship

著者 (16件)： 安藤裕友 (海上技術安全研) ,  高橋千織 (海上技術安全研) ,  川島英幹 (海上技術安全研) ,  山口良隆 (海上技術安全研) ,  瀬尾美智子 (海上技術安全研) ,  大縄将史 (海上技術安全研) ,  堀利文 (海上技術安全研) ,  牧野雅彦 (海上技術安全研) ,  吉川榮一 (中国塗料) ,  蘆田利彦 (中国塗料) ,  溝口朝久 (中国塗料) ,  田代真一 (中国塗料) ,  川口靖夫 (東京理大) ,  本澤政明 (東京理大) ,  岩本薫 (東京農工大) ,  千田哲也 (海上技術安全研)
資料名： 海上技術安全研究所報告  (Papers of National Maritime Research Institute)
巻： 10  号： 3  ページ： 245-269  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： F0432B  ISSN： 1346-5066  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 船体表面の摩擦抵抗を低減する塗料の基礎技術として,壁面からポリマー溶液を滲出させる装置を用いてポリマー供給により摩擦を低減出来ることを実証した。壁面近傍の流速分布測定及びCFD計算による摩擦低減メカニズムを解明した。さらに,摩擦低減とポリマー分子量との間に強い相関関係があり,10%摩擦低減のためのポリマー条件(分子量,濃度)を明らかにし,試作塗料の評価を水槽試験にて行ない18.4%の摩擦低減効果が得られた。

シソーラス用語： *摩擦抵抗 ,  *船舶 ,  *塗料 ,  重合体 ,  流速分布 ,  抗力 ,  分子量 ,  水槽試験 ,  船舶推進 ,  抵抗低減 ,  CFD【流体力学】 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学

分類 (2件)： 船舶性能  (QJ02010Q) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

引用文献 (12件)：

• 遠藤誉英、姫野龍太郎: 粘弾性被膜による流体制御の数値シミュレーション、生態力学シミュレーション研究プロジェクト第一期成果報告会、報告原稿 (2004)
• 渡辺敬三、YANUAR、大木戸勝利、水沼博: 超撥水矩形管の抵抗減少効果に関する研究、機械学会論文集B (1996)
• Toms, B. A.: Some Observation on the Flow of Linear Polymer Solutions through Straight Tubes at Large Reynolds Numbers、Proc. 1st Int. Cong. Rheology, Amsterdam (1948)、pp. 135-141
• 田古里哲夫、芦田勲: ポリマー水溶液による摩擦抵抗減少について (下)、日本造船学会誌第479号 (1969)、pp. 212-222
• 交通関係エネルギー要覧、平成18年度版 (2006)、国土交通省総合政策局情報管理部

タイトルに関連する用語 (7件)： 海水 ,  摩擦抵抗 ,  船舶 ,  塗料 ,  基礎 ,  研究 ,  開発