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J-GLOBAL ID：201102202548187879   整理番号：11A0710478

イチゴ果実の糖,有機酸およびアミノ酸含量の果実生育時期による変動

Variations in Sugar, Organic Acid and Amino Acid Contents of Strawberries (Fragaria×ananassa Duch.) under Different Growth Seasons

著者 (5件)： 川信修治 (南九州大 環境園芸) ,  和島孝浩 (熊本県大 環境共生) ,  圖師一文 (尚絅大学短大) ,  森太郎 (熊本県大 環境共生) ,  松添直隆 (熊本県大 環境共生)
資料名： 農業生産技術管理学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Technology Management)
巻： 17  号： 4  ページ： 131-135  発行年： 2011年03月15日 
JST資料番号： L4299A  ISSN： 1341-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イチゴ品種‘女峰’および‘とよのか’の果実の糖含量,有機酸含量,糖酸比および遊離アミノ酸含量の果実生育時期(11月中旬~6月下旬)による変動を4年間調査し,栽培環境(気温と日射)との関係について考察した。果実の成熟日数(開花から収穫)は生育中の平均日射量および平均気温(最低・平均・最高気温)と高い負の相関,生育中の積算最高気温と高い正の相関関係が認められた。両品種とも高温期(5月下旬~6月下旬)の果実の成熟日数は低温期(11月中旬~1月中旬)の約半分であった。高温期において,糖含量は減少し,有機酸含量は増加し,糖酸比は低下した。総遊離アミノ酸は高温期で最も低くなり,また主要遊離アミノ酸のアスパラギンとグルタミンの比率は果実生育時期で変動した。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  植物成長 ,  果実【器官】 ,  *炭水化物 ,  *有機酸 ,  *遊離アミノ酸 ,  日射量 ,  平均気温 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  *糖 ,  *果物 ,  植物生理
準シソーラス用語： 果実生育時期 ,  生育 ,  積算最高気温 ,  平均日射量

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

物質索引 (2件)： アスパラギン ,  グルタミン

引用文献 (18件)：

• 佐藤紀男. 野菜の高品質基準 (3) イチゴ. 野菜・果実・花きの高品質化ハンドブック. 1995, 30-33
• 飯野久栄. 果実類の糖および酸含量と嗜好に関する研究 (第4報) イチゴ・トマトについて. 食総研報. 1982, 40, 71-77
• 稲葉昭次. イチゴの作型と果実中の糖および有機酸組成. 岡山大学報. 1997, 50, 37-42
• 佐藤裕. イチゴ果実成熟過程における品質の品種間差異. 野菜試験場報告. C. 1986, 9, 23-30
• 門馬信二. イチゴ果実の糖度及び酸度と他の形質との関係. 野菜試研報. B. 1987, 7, 11-19

タイトルに関連する用語 (6件)： イチゴ ,  果実 ,  糖 ,  有機酸 ,  アミノ酸含量 ,  生育