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J-GLOBAL ID:201102202728873258   整理番号:11A1142865

多系列分化のストレス耐久性(Muse)細胞はヒト線維芽細胞における人工多能性幹細胞の主要な原料となる

Multilineage-differentiating stress-enduring (Muse) cells are a primary source of induced pluripotent stem cells in human fibroblasts
著者 (13件):
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巻: 108  号: 24  ページ: 9875-9880  発行年: 2011年06月14日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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人工多能性幹(iPS)細胞樹立のメカニズムとして提案されているエリートモデルを支持するシステムについて報告する。本研究では,成人ヒト線維芽細胞において多系列分化のストレス耐久性(Muse)細胞からiPS細胞が独占的に樹立されたことを見出した。ヒト線維芽細胞から単離したMuse細胞にOct3/4,Sox2,Klf4およびc-Mycの4つの因子を形質導入するとiPS細胞が樹立されたが,Muse細胞を除いた残りのnon-Muse細胞ではこれらの因子を導入してもiPS細胞が樹立できなかった。また,non-Muse細胞から形成されたコロニーはiPS細胞様ではなく,さらに,これらのnon-Muse細胞における後成的な変化および主要な多能性マーカーの発現は見出せなかった。これらの所見は4つの全ての因子をコードしている単一の多シストロン性のウイルスベクターを用いて細胞に形質導入する実験においても確認した。以上よりiPS細胞樹立のメカニズムとしてこれらの結果はエリートモデルに当てはまることを証明した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法  ,  発生と分化 

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