文献

J-GLOBAL ID：201102203753085481   整理番号：11A0097749

交通量配分に対するベイジアンアプローチの適用可能性に関する研究

著者 (2件)： 河本直志 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  室町泰徳 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 土木計画学研究・論文集  (Infrastructure Planning Review)
巻： 27  号： 3  ページ： 493-500  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： X0118A  ISSN： 0913-4034  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,首都高速道路のネットワークを対象に,ベイズ推定法で経路選択モデルを推定し,交通需要予測への適用可能性を検討した。また交通量の日々の変動を考慮できる可能性のあるMCMC法を用いて交通量配分を行い,その有効性を検討した。経路選択モデル推定では,モデルパラメータの標準偏差の推定においては,ベイズ推定法を用いると安定的な結果を得やすいことが伺えた。交通量配分では,交通量の平均値の推定においては,MCMC法による配分の有効性が確認できた。しかし,交通量の変動に関しては,確率的な経路選択モデルに依存する変動分を抽出するのは難しく,そもそもOD交通量の変動に対してその変動は小さいことが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *交通量配分 ,  *路線選定 ,  *Bayes推定 ,  都市高速道路 ,  起終点調査 ,  交通需要 ,  予測モデル ,  パラメータ推定 ,  Markov連鎖 ,  モンテカルロ法 ,  最尤法
準シソーラス用語： MCMC法

分類 (2件)： 交通調査  (TB01031B) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 交通量配分 ,  適用可能性 ,  研究