抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報では高精度衛星測位の現状と精密計測への応用例について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)はじめに:GPS(全地球測位システム),米国の運用する衛星測位システム(GNSS)の技術動向と運用動向,2)衛星測位の原理:GPS衛星の軌道,衛星測位の原理,3)高精度衛星測位:衛星測位の誤差,ディファレンシャルGPS(DGPS),搬送波測位(RTK(Real Time Kinematic)-GPS),電子基準点網とネットワーク型GPS(主な測位方式,各種測位方式の測位精度と利用可能範囲),4)世界の衛星測位システム:社会インフラの整備として世界各国で進められる衛星測位システム,5)準天頂衛星「みちびき」と高精度測位:GPSの補完と補強を目的として日本が開発を進めている衛星測位システムである準天頂衛星システム(QZSS),準天頂衛星の軌道と地上軌跡,準天頂衛星の効果,移動体測位の例,6)衛星測位の応用:モービルマッピングシステム(MMS),MMSにより得られた3次元点群データ,MMSによる3次元道路地図の作成効率向上など。