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J-GLOBAL ID:201102204182660854   整理番号:11A1755102

日本,綾瀬川の水中におけるPCDDs/PCDFs/DL-PCBsの季節的変化:汚染源及びそのTEQへの寄与

Seasonal change of PCDDs/PCDFs/DL-PCBs in the water of Ayase River, Japan: Pollution sources and their contributions to TEQ
著者 (6件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 188-194  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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日本において,綾瀬川は本論文においてダイオキシン類として参照されるPCDDs,PCDFs及びダイオキシン様PCBsで最も汚染された河川の1つである。河川の水サンプルを1ケ月に一度,1年間採取して,ダイオキシン類を分析し,ダイオキシン源及びその毒性当量(TEQ)への寄与を調べた。WHO-2006TEQsは,0.26~7.0pg-TEQL-1であり,平均値は,2.7pg-TEQL-1であり,12サンプル中,8サンプルは,日本における環境基準値(1.0pg-TEQL-1)を超えていた。TEQ値は,灌漑期間である5月~8月の間で高かった。河川水中の大半のダイオキシン類は,懸濁物質(SS)として存在し,そして,灌漑期間中,河川は高度にダイオキシンで汚染されたSSを有する水を受け入れているようであった。水サンプルの同族体構成は,ダイオキシン類は,日本において水田用の農薬として幅広く使用されたペンタクロロフェノール(PCP)及びクロルニトロフェン(CNP)処方剤で影響を受けたことを示唆していた。提示された同族体を用いて推測したTEQの分配によると,TEQは主として,PCPの寄与が大きかった。その上,PCPとCNP処方剤のTEQへの寄与は,全TEQの増加と共に増加し,そして,TEQへの寄与は灌漑期間中ではこれらの農薬が主体であったことも,また,示された。従って,農薬が起源のダイオキシン類は,灌漑期間中,水田から河川へ流れ,そして,河川水中のダイオキシンレベルを上昇させたと結論付けた。主成分分析の結果は結論と一致していた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

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