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J-GLOBAL ID：201102205240955998   整理番号：11A0146659

可変磁力メモリモータの原理と基本特性

Principle and Basic Characteristics of Variable-Magnetic-Force Memory Motors

著者 (6件)： 堺和人 (東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科) ,  結城和明 ((株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用・パワエレシステム開発部) ,  橋場豊 ((株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 回転機器開発部) ,  高橋則雄 ((株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 回転機器開発部) ,  安井和也 ((株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用・パワエレシステム開発部) ,  ゴーウッティクンランシーリリット ((株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 電機応用・パワエレシステム開発部)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 131  号： 1  ページ： 53-60 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 永久磁石モータの可変速駆動における弱め磁束制御による効率低下を防止するため永久磁石の磁力の一部を可変としたモータの原理を示し,原理モデルを製作して負荷試験により有効性を示した。誘導電圧が電源電圧を超える場合の可変速駆動モータの課題について述べ,可変磁力メモリモータの原理,可変磁力用磁石,および可変磁力の磁極構成を示し,可変磁力用磁石と固定磁力磁石を並列に配置した原理モデルを示した。磁束変化の特性解析により鎖交磁束の変化を示した。原理モデルのモータを製作し,磁化制御方法,可変磁力の特性を検証する方法を示し,電流位相を変化させてトルク特性,誘導電圧特性を検証する負荷試験を行い,トルク補償特性で高トルクを維持できることを示した。

シソーラス用語： *PMモータ ,  *電力消費 ,  省エネルギー ,  *速度制御 ,  磁化 ,  *磁束制御 ,  回転数 ,  磁損 ,  抵抗損 ,  永久磁石 ,  *電磁力 ,  *ハイブリッド自動車
準シソーラス用語： 磁力

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (6件)：

• (1) K. Sakai, T. Takahashi, E. Shimomura, M. Arata, Y. Nakazawa, and T. Tajima: “Development of permanent magnet reluctance motor suitable for variable-speed drive for electric vehicle”, T. IEE Japan, Vol. 123-D, No. 6, pp. 681-688 (2003-6) (in Japanese)
• 堺 和人・高橋則雄・霜村英二・新 政憲・中沢洋介・田島敏伸:「可変速特性に優れた電気自動車用永久磁石式リラクタンスモータの開発」, 電学論D, Vol. 123, No. 6, pp. 681-688 (2003-6)
• (2) K. Sakai, K. Hagiwara, and Y. Hirano: “High-power and high-efficiency permanent-magnet reluctance motor for hybrid electric vehicle”, TOSHIBA REVIEW, Vol. 60, No. 11, pp. 41-44 (2005) (in Japanese)
• 堺 和人・萩原敬三・平野恭男:「ハイブリッド自動車用高出力・高効率の永久磁石リラクタンスモータ」, 東芝レビュー, Vol. 60, No. 11, pp. 41-44 (2005)
• (3) K. Sakai, T. Hattori, N. Takahashi, M. Arata, and T. Tajima: “High efficiency and high performance motor for energy saving in systems”, Proc. IEEE PES Winter Meeting (2001)

タイトルに関連する用語 (3件)： 可変 ,  磁力 ,  原理