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J-GLOBAL ID：201102205590529274   整理番号：11A1159179

数値シミュレータIII-導入と運用,性能評価,次世代への課題

The Numerical Simulator III-Acquisition and Installation, its Operation, Performance Evaluation, and the Critical Issues to the Next Generation Supercomputing

著者 (8件)： 松尾裕一 (宇宙航空研究開発機構) ,  坂下雅秀 (宇宙航空研究開発機構) ,  末松和代 (宇宙航空研究開発機構) ,  染谷和広 (宇宙航空研究開発機構) ,  高木亮冶 (宇宙航空研究開発機構) ,  土屋雅子 (宇宙航空研究開発機構) ,  藤岡晃 (宇宙航空研究開発機構) ,  藤田直行 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-  (JAXA-RR)
号： 10-005  ページ： 214P  発行年： 2010年10月29日 
JST資料番号： G0143B  ISSN： 1349-1113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告は,旧航空宇宙技術研究所において2002年10月に導入され,宇宙航空研究開発機構(JAXA)に統合された以降もJAXAスーパーコンピュータシステムの一部として2008年10月まで稼動したスーパーコンピュータシステム「数値シミュレータIII」に関して述べる。まず,調達から設置・運用までの経緯を俯瞰し,システム概要・特徴を明確化することにより,今回の導入において成功した点,あるいは注意点・課題を洗い出す。次に,性能評価データや運用統計データを用いて,技術的に実際にできたこと・できなかったことや,運用によって得られたものを明らかにするとともに技術課題や運用上の課題を分析する。特に,SMPクラスタという中核計算機の構成上の特徴から来るJAXAアプリケーションのハイブリッド並列における特性や性能推定法について言及する。これらの材料をもとに,航空宇宙分野におけるスーパーコンピューティングの重点技術やスーパーコンピュータシステムのあり方を考察するともに,設備運用のノウハウや勘所(=暗黙知)を抽出・可視化し,次世代実務者の礎とする。(著者抄録)

シソーラス用語： 行政機関 ,  *スーパコンピュータ ,  解析 ,  計算機利用 ,  研究所 ,  シミュレータ ,  *シミュレーション ,  計算流体力学 ,  性能評価
準シソーラス用語： CFD解析 ,  JAXA ,  航空宇宙コンピュータ利用 ,  航空宇宙技術研究所 ,  *数値シミュレーション

分類 (2件)： ディジタル計算機ハードウェア一般  (JC04010C) ,  シミュレータ  (QK03020L)

引用文献 (119件)：

• [1] 三好甫: 航技研超高速数値風洞(UHSNWT)の構想-第二期数値シミュレータ計画, 技研報告 TR-1108, 1991.
• [2] 三好甫: CFDの推進に必要な計算機性能, 航技研特別資料 SP-13, 1990, pp.1-26.
• [3] http://museum.ipsj.or.jp/computer/super/0020.html
• [4] 数値風洞報告集: 航空宇宙技術研究所 CFD技術開発センター, 2002年.
• [5] JAXA情報化計画: 宇宙航空研究開発機構, 2006年11月.

タイトルに関連する用語 (5件)： 数値 ,  シミュレータ ,  運用 ,  性能評価 ,  次世代