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J-GLOBAL ID：201102206305042932   整理番号：11A0504969

蛍光性白金ナノクラスタ: 合成,精製,キャラクタリゼーション及びバイオイメージングへの適用

Fluorescent Platinum Nanoclusters: Synthesis, Purification, Characterization, and Application to Bioimaging

著者 (5件)： TANAKA Shin-ichi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAZAKI Jun (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TIWARI Dhermendra K. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  JIN Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  INOUYE Yasushi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 2  ページ： 431-435  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第四世代のポリアミドアミンデンドリマ(PAMAM(G4-OH))の存在下でH₂PtCl₅をNaBH₄で還元することによりG4-OHを配位子とするPtナノクラスタを得た。この方法で得たPtナノクラスタ分散液は紫外線照射により強い青色蛍光を示した。この分散液の上澄み液にメルカプト酢酸(MAA)を加え,PAMAM(G4-OH)をMAAで置き換え,ナノクラスタPt₅(MAA)₈を単離することができた。Pt₅(MAA)₈は細胞毒性が低く,470mに極大を有し,寿命が8.8±0.5ns,量子収率が18%に達する強い青色蛍光を示した。Pt₅(MAA)₈ナノクラスタの強い蛍光を利用し,バイオイメージングのための蛍光プローブとしての適用可能性を検討した。その例として,Pt₅(MAA)₈ナノクラスタに複合体蛋白質プロテインAを介して抗体(anti-CXCR4-Ab)を結合し,HeLa生細胞中のケモカイン受容体をPt₅ナノクラスタで標識化した。

シソーラス用語： *白金 ,  *ナノクラスタ ,  *チオラート ,  *蛍光標識 ,  化学合成 ,  *画像処理 ,  *生体画像 ,  HeLa細胞 ,  ケモカイン受容体 ,  蛍光寿命 ,  量子収量 ,  タンパク質複合体 ,  細菌タンパク質 ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： *バイオイメージング ,  プロテインA ,  蛍光プローブ

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： メルカプト酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛍光性 ,  白 ,  金ナノクラスタ ,  精製 ,  キャラクタリゼーション ,  バイオイメージング