抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
一般的に視覚誘発電位(VEP)を用いた脳波インタフェースは,,10Hz前後の周波数を用いた光点滅刺激により誘発されるsteady-state型VEPのピーク周波数を判別することによって実現される。従って,異なる周波数で選択肢数と同数の光点滅刺激が必要となるが,VEPを誘発する光点滅周波数には限りがある。本研究では,単一10Hz光点滅刺激だけによって3つの選択肢を持つ脳波インタフェースの実現性を検討した。この脳波インタフェースを実現するには,刺激中心注視時,右注視時,左注視時の3つのVEPを判別する必要がある。その結果,transient型VEP解析を利用することで,刺激左右注視時の2つのVEPについて判別率が高くなることが分かった。(著者抄録)