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J-GLOBAL ID:201102207082626038   整理番号:11A1633139

琵琶湖沿岸のヨシ帯におけるニゴロブナCarassius auratus grandoculisの初期生態とその環境への適応

Early life ecology of nigorobuna Carassius auratus grandoculis in reed zone of Lake Biwa and physiological adaptation to the environment
著者 (5件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 387-401  発行年: 2011年05月15日 
JST資料番号: F0898A  ISSN: 0021-5392  CODEN: NSUGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ニゴロブナの繁殖場の造成要件や種苗放流適地を知るため,本種の初期生態を調査した。琵琶湖沿岸の発達したヨシ帯に放流された本種仔魚は,その岸辺付近に蝟集し,標準体長16mmまで成長して稚魚期に達するとヨシ帯を離れ始めた。ヨシ帯の岸辺付近は,餌となる動物プランクトンは多いが溶存酸素が著しく少なかった。本種仔魚は貧酸素耐性が高いうえ体比重が小さく,酸素の溶け込みが見込める水面に浮上することでその環境に適応していると考えられた。この水域は本種仔魚の摂餌場や捕食者からの退避地として機能していると思われた。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  個体群生態学 
引用文献 (28件):
  • 1) 小島朝子,北村眞一,堀越昌子.なぜ琵琶湖で育った.「ふなずしの謎」(滋賀の食文化研究会編)サンライズ出版,滋賀.1995; 9-33.
  • 2) 藤井建夫.すしの先祖は魚の漬け物.「魚の発酵食品」成山堂書店,東京.2000; 77-96.
  • 3) 宮地傳三郎,川那部浩哉,水野信彦.「原色日本淡水魚類図鑑」保育社,大阪.1992.
  • 4) 中村守純.「日本のコイ科魚類」資源科学研究所,東京.1969.
  • 5) 川那部浩哉,水野信彦,細谷和海編.「山渓カラー名鑑日本の淡水魚第 3 版」山と渓谷社,東京.2002.
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