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J-GLOBAL ID:201102207116259684   整理番号:11A0933956

γ-2CaO・SiO2を混和しオートクレーブ養生および促進炭酸化養生したセメント系材料の硫酸塩浸透性状に関する研究

Permeability of Sulfate Ions in Cementitous Materials with Autoclave Curing and Accelerated Carbonation Curing Using γ-2CaO SiO2
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 332-338 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最近,中東地方では地中に多くの硫化物が存在するので,コンクリート構造の耐硫化物性が重要である。これを解決するため,セメント製品の耐硫化物性を高めるように,γ-2CaO・SiO2(γCS2と表示)をセメントに混和する方法を研究した。以下のような材料設計を提案する。セメント製品にγCS2を混和し,オートクレーブ養生によって硬化体にトバモライトを生成し,促進炭酸化養生によって硬化体の表面密度を高め,高い耐久性を得る。しかし,まだその耐硫化物性は確認されていない。従って,本論では,γCS2を用いる効果を求め,オートクレーブ養生と促進炭酸化養生によって,硫化物イオンの浸透が抑えられ,耐硫化物性を示す仕組みを,水和生成物への硫化物イオン浸透の観点から明らかにした。その結果,γCS2を80%置換しオートクレーブ養生及び促進炭酸化養生すると,バテライトの生成により硫化物イオン浸透は最小となる。そして,硬化体におけるトバモライトの分解が抑えられる。表面の低CA/SiC-S-Hも硫化物の浸透に抵抗することになるのである。
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分類 (1件):
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セメントの性質・分析 
引用文献 (10件):
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