文献
J-GLOBAL ID:201102207461939612   整理番号:11A1341840

遺伝学的にコード化した蛍光プローブを用いる生細胞中の非加工単一mRNAの可視化

Visualization of Nonengineered Single mRNAs in Living Cells Using Genetically Encoded Fluorescent Probes
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  号: 14  ページ: 5708-5714  発行年: 2011年07月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
全反射蛍光顕微鏡観察法を用いる生細胞の単一内部成長的非加工mRNAの視覚化法を提案し,この方法の可能性を確認するために生きた哺乳類の細胞質内に局在化したβ-アクチンmRNAの視覚化を試みた。生細胞内の単一mRNAのイメージングがその正確な局在化及び動力学の解明に有用な技法であることから,本研究では遺伝学的にコード化したプローブを用いる単一分子感度での生細胞中の内部成長mRNAを視覚化する方法を開発した。ターゲットmRNA,β-アクチンmRNAの塩基配列を認識するためヒトPUMILIO1のRNA-結合蛋白質を用いた。ヒトPUMILIO1が増強緑色蛍光蛋白質のアミノフラグメント及びカルボキシル末端フラグメントと結合して増強緑色蛍光蛋白質フラグメントを再構成し,蛍光を放射するので,全反射蛍光顕微鏡によってmRNA上の再構成増強緑色蛍光蛋白質をモニタリングしたところ,生細胞中の蛍光スポットがそれぞれ単一β-アクチンmRNAを示すことによって個別β-アクチンmRNAの空間的及び時間的移動を視覚化することができた。また生細胞の微小管に沿った単一mRNAの移動平均速度をも推定することができた。ここに提案した方法は特定の細胞器官中のmRNAのみならず細胞質mRNAのイメージングにも適用することができ,生細胞中のmRNAの局所化及び動力学研究にも寄与するものと考察した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般  ,  細胞学一般  ,  生体の顕微鏡観察法 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る