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J-GLOBAL ID：201102207888108070   整理番号：11A1038693

内包ジメタロフラーレンLa₂@C₈₀の位置特異性二官能化 極限的なLa-La核間距離

Regioselective Bis-functinalization of Endohedral Dimetallofullerene, La₂@C₈₀: Extremal La-La Distance

著者 (11件)： ISHITSUKA Midori O. (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SANO Shogo (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  ENOKI Haruka (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SATO Satoru (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NIKAWA Hidefumi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TSUCHIYA Takahiro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SLANINA Zdenek (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MIZOROGI Naomi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  LIU Michael T. H. (Univ. Prince Edward Island, Prince Edward Island, CAN) ,  AKASAKA Takeshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NAGASE Shigeru (Inst. Molecular Sci., Aichi, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 18  ページ： 7128-7134  発行年： 2011年05月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アーク放電によりLa₂@C₈₀内包ジメタロフラーレン(A)を合成した。フェニルクロロジアジリンとAの光反応によりLa₂@C₈₀(CClPh)(B),Bとアダマンタンジアジリンとの光反応によりLa₂@C₈₀(CClPh)Ad付加物(C)を合成した。X線回折により結晶構造を決定した。紫外可視吸収スペクトル,サイクリックボルタンメトリーによりキャラクタリゼーションを行った。酸化還元電位の実測値および密度汎関数法計算に基づいて電子構造を考察した。フラーレンC80の6,6位置特異的にカルベン付加が生じ,La原子はスピロ炭素に共線形配置をとることを確かめた。La-La核間距離はAで3.84Å,Cで4.159Åであった。

シソーラス用語： *ランタン錯体 ,  *フラーレン ,  *光化学反応 ,  *窒素複素環化合物 ,  *シクロアルカン ,  *架橋化合物 ,  *カルベン反応 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  酸化還元電位 ,  密度汎関数法 ,  電子構造 ,  位置特異性反応 ,  核間距離 ,  *二核錯体 ,  *包接化合物 ,  *アダマンタン誘導体 ,  *ジアジリン誘導体 ,  *エンドヘドラルフラーレン
準シソーラス用語： *ジメタロフラーレン ,  *光反応 ,  *内包フラーレン

分類 (4件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 内包 ,  位置特異性 ,  官能化 ,  極限 ,  LA ,  核間距離