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J-GLOBAL ID:201102209953891766   整理番号:11A0121804

種子の代謝工学は天然の植物由来の最も高い量と同等のω-7脂肪酸量を達成し得る

Metabolic Engineering of Seeds Can Achieve Levels of ω-7 Fatty Acids Comparable with the Highest Levels Found in Natural Plant Sources
著者 (7件):
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巻: 154  号:ページ: 1897-1904  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ω-7脂肪酸(16:1Δ9パルミトオレイン酸,18:1Δ11シス-バクセン酸)を含む植物油はメタセシス反応を介して工業的に重要なオクテンを生産するための持続可能な供給源になり得る。本研究で,シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の体系的な代謝工学により,ω-7脂肪酸を高レベルで蓄積させた。色素体の16:0-ACP不飽和化酵素は,キャッツクロー(Doxantha unguis-cati)などの天然由来の酵素の100倍以上の特異性を持って16:0を16:1Δ9に変換するように遺伝子操作された。この酵素(Com25)を種子で発現させると,ω-7脂肪酸の蓄積量が2%以下から14%に増加した。Β-ケトアシル-ACPシンターゼII 16:0エロンゲースを下方制御することにより16:0-ACPとの競合を減少させると,ω-7脂肪酸の蓄積量は56%まで増加した。しかし,不飽和化せずに色素体を出る16:0の量も21%に増加した。そこで,2種の真菌類の16:0不飽和化酵素を細胞質で共発現させると,16:0の量は11%まで減少し,ω-7脂肪酸の量は71%まで増加した。以上のように,シロイヌナズナの種子を用いた代謝工学により,キャッツクローの種子と同等のω-7脂肪酸を蓄積させることに成功した。
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  物質の代謝 

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