抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多くの化学反応において,反応物と生成物の間に鞍点が存在し,反応が起こるか否かを決定する上で鞍点付近のダイナミクスが本質的な役割を果たしている。本研究では多自由度間の相互作用の中から本質的な座標を抽出する標準形理論と呼ばれる手法を用いて鞍点付近のダイナミクスを考察した。その結果,従来考えられていたよりも高エネルギーの領域まで,相空間内で反応の運命を分かつ分割面が頑健に存在する事が示された。(著者抄録)