抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ねじ締結は,締付け試験を予め実施し,トルク係数などの締付け条件を決定して締付けするが,トルクレンチにより一定の軸力を得ることは容易でない。本文は,鋼製及び黄銅製子ねじ製品について,トルク法締付け繰返し試験における試験回数と締付け力との関係を締付け力の平均と分散の統計的検定結果から明らかにし,測定値が安定するまでの試験回数について検討した。その結果,乾燥状態のM4ねじは,2回目までの締付け力が特に不安定であり,使用しないことが妥当であることが分かった。また,接触面またはねじ部にミシン油を塗布した場合,1回目から適合度が高いが,繰り返し数を増加すると乾燥状態の適合度が高くなることが分かった。