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J-GLOBAL ID：201102211453336663   整理番号：11A1561571

ガーナにおける稲作の経済性と制約要因-北部地域タマレ近郊農村を対象として-

The Economy of Rice Production and Its Limiting Factor in Ghana

著者 (4件)： 角田毅 (山形大) ,  坂上潤一 (国際農林水産業研究セ) ,  安藤益夫 (国際農林水産業研究セ) ,  YAHAYAH Inusah (Savanna Agricultural Res. Inst.)
資料名： 農林業問題研究  (Journal of Rural Problem)
巻： 47  号： 2  ページ： 308-318  発行年： 2011年09月25日 
JST資料番号： L4327A  ISSN： 0388-8525  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サブサハラアフリカ地域では米の消費量が大幅に増大し,需給ギャップが拡大して貧困層が集中する当該地域では食料確保に不安が高まっている。アフリカの稲作栽培環境は,灌漑水田,天水畑地,天水低湿地の3つに分けられ最も適している天水低湿地は約2000万haあるが利用されているのはごく一部である。そこで現在天水低湿地で行われている稲作の経済的意義や面積拡大を妨げる諸要因を,ガーナを対象に調査した。その結果,農家は高い収益が見込まれる稲作に意欲があるが,拡大の制約としてトラクターによる耕起作業の困難性などが示唆された。トラクターの普及促進を進める必要,またトラクターを使わない稲作栽培体系の構築も有効であると思われた。

シソーラス用語： *栽培 ,  水田 ,  畑地 ,  *低湿地 ,  *現地調査 ,  トラクタ ,  性質 ,  作業 ,  促進 ,  *規制 ,  ガーナ共和国 ,  都市郊外 ,  *農村 ,  経済性 ,  有効性 ,  *稲作 ,  *耕起
準シソーラス用語： 意欲 ,  *耕起作業 ,  困難性 ,  栽培体系構築 ,  *制約要因 ,  *天水低湿地 ,  天水畑地 ,  普及促進

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

引用文献 (5件)：

• 国際農林業協力・交流協会. ガーナの農林業. 2007
• 辻村英之. タンザニア農村における貧困問題と農家経済経営-コーヒーのフェアトレードの役割. 生物資源問題と世界. 2007
• 中島邦公. ガーナの持続的自立的な水田開発に向けて. アフリカ研究. 2006, 69
• 中曽根勝重. 西アフリカ・サバンナ農村における営農様式と農業の担い手構造. 社会経済開発のための必要条件. 2004
• 増見国弘. 農業技術協力ODA/NGO-実践現場からのアプローチ. 2002

タイトルに関連する用語 (7件)： ガーナ ,  稲作 ,  経済 ,  制約 ,  要因 ,  地域 ,  農村